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作品No | sa-00006 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 今どきの嫁 |
フリガナ | イマドキノヨメ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 山形県婦人連盟 |
製作年 | 1956年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 49分 |
色 | 白黒 |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 生活・昭和30年代・農村生活・婦人会・劇 |
シノプシス | この映画は、山形県婦人連盟が創立10周年として、農村の婦人の生活記録をもとに農村に根強く残る嫁姑の問題を山形の月山を背景に描いた作品で、製作費は山形県婦人連盟会員からの募金によった。題名の「今どきの嫁」は、戦後5年たって若妻学級や若妻会などが生まれ、嫁も社会的に解放されていく風潮の中で、若い嫁に対する古い姑たちの皮肉をこめた言葉で、その頃の流行語だった。そうした時代の姑、嫁、その夫の三角関係の悩みを 、嫁の側からとらえた作品だが、家では姑の立場にある婦人会の幹部たちが、こうした作品を企画したところにこの映画の積極的な意味があり、山形県婦人連盟は、この企画によって河北新聞の<河北賞>を受けた。 |
映像内容 | 夜明けに嫁のみさ子は実家へ逃げ帰った。はじめはいい嫁になろうと努め、姑のとめも優しかったが、古い農家の生活を少しでも明るく合理的なものにしようとしたみさ子のささいな行動が、とめの気に入らず次第に気まずい仲になっていった。みさ子への非難は近所の姑たちの噂にものぼり、とめはいっそうみさ子に意地悪くあたるようになっていった。長男である夫の源一 は農家の因習に縛られ、みさ子の訴えに耳を傾けることができなかった 。 青年団時代からの理想をもっていたはずの源ーは、ただの亭主関白に変わっていた。実家に戻ったみさ子は忍耐のぎりぎりまできてしまったと思い、仲人の言葉にも黙っていた。再び婚家の敷居をまたぐ自信がなかった。そのみさ子が、娘時代の友達に「自分の姑もなかなかのむずかし屋で大変だ」と温かく労らわれ、農家の嫁の苦労は自分1人ではないと悟る。やがて迎えにきた夫も、これからはみさ子だけに苦労をかけないといった。 2人はもう 一度やり直そうと誓いあった。一方、姑のとめも口やかましい自分を反省していた。 01:00:14:14 - 01:01:31:19 農村風景 01:01:31:19 - 01:01:38:01 土間で水を汲みあげる母 01:01:38:01 - 01:02:04:08 家出して帰って来た娘 01:02:04:08 - 01:02:18:23 泣き出す娘 01:02:18:23 - 01:02:51:08 夫が妻を捜しに出かける 01:02:51:08 - 01:03:02:29 作業する老夫婦 01:03:02:29 - 01:03:39:23 話し合いする母と娘 01:03:39:23 - 01:04:01:16 訪ねてきた夫と先生 01:04:01:16 - 01:05:39:29 先生と話す美佐子(妻)夫も加わる 01:05:39:29 - 01:06:05:03 美佐子の独身時代 皆と山登り 01:06:05:03 - 01:07:32:21 フォークダンス、演説する男 01:07:32:21 - 01:07:49:19 追っかけっこする二人 01:07:49:19 - 01:08:48:24 結納を渡す仲人 01:08:48:24 - 01:09:25:17 いろり端 食事 01:09:25:17 - 01:09:32:19 こたつで話す姉と妹 01:09:32:19 - 01:10:58:01 いろり端 話し合う母と美佐子 01:10:58:01 - 01:11:11:03 雪の道 炭を背負って歩く兄 01:11:11:03 - 01:11:27:19 結婚式風景 01:11:27:19 - 01:12:58:12 嫁入りする美佐子 01:12:58:12 - 01:13:29:06 姑に挨拶する花嫁 01:13:29:06 - 01:14:47:08 披露宴風景 01:14:47:08 - 01:15:10:12 一家の食事風景 01:15:10:12 - 01:17:00:28 懸命に働く嫁 01:17:00:28 - 01:17:20:27 ひな祭り 姑と子供たち 01:17:20:27 - 01:19:04:04 台所で働く美佐子 01:19:04:04 - 01:19:52:28 農作業する夫と妻 姑のことで相談し合う 01:19:52:28 - 01:20:23:17 板の間で姑に新聞を読んであげる嫁 01:20:23:17 - 01:20:39:02 肩をもむ嫁 01:20:39:02 - 01:20:46:18 川で洗い物をする農婦たち 01:20:46:18 - 01:21:15:17 農道を行く農婦たち リヤカー引く美佐子 01:21:15:17 - 01:22:04:23 美佐子の噂する姑と近所の婦人たち 01:22:04:23 - 01:22:18:18 じっと聞いている美佐子 01:22:18:18 - 01:23:05:06 姑にいびられる美佐子 01:23:05:06 - 01:24:18:01 寝間で夫に訴える妻 01:24:18:01 - 01:24:45:14 村のお祭り 花笠踊りの人たち 01:24:45:14 - 01:25:20:20 座敷で来客たちの酒宴 01:25:20:20 - 01:26:14:00 里帰りした娘に小遣いを渡す姑 01:26:14:00 - 01:26:33:22 雪の山で木を切る夫 01:26:33:22 - 01:28:36:03 訴える妻、慰める夫 01:28:36:03 - 01:29:01:14 春の畑で大勢の人作業 01:29:01:14 - 01:30:08:08 美佐子畑でうずくまる 妊娠を夫にしらせる 01:30:08:08 - 01:32:00:04 寝ている美佐子にいやみを言う姑 01:32:00:04 - 01:33:07:21 耕耘機のことで話合う父と息子 01:33:07:21 - 01:33:58:13 農作業に加わって働く美佐子 01:33:58:13 - 01:34:05:05 農道 リヤカー引っ張る美佐子 01:34:05:05 - 01:34:31:12 かまどの前で働く姑 01:34:31:12 - 01:36:00:16 一家の夕食 姑のいやみにだまっている夫 01:36:00:16 - 01:36:31:24 川の流れで食器を洗いそのまま家を出る美佐子 01:36:31:24 - 01:36:48:09 蒸気機関車の走り 01:36:48:09 - 01:37:07:07 激流をじっと見つめる美佐子 01:37:07:07 - 01:39:59:29 話し合う先生と美佐子と夫 01:39:59:29 - 01:40:09:24 家を出て駆け出す美佐子 01:40:09:24 - 01:40:42:04 山を歩く美佐子 01:40:42:04 - 01:41:25:06 畑仕事している人々の前に姿を現す美佐子 01:41:25:06 - 01:42:38:05 友達と話合う美佐子 01:42:38:05 - 01:43:25:26 励まされる美佐子、夫が来る 01:43:25:26 - 01:43:41:05 走って妻を追いかける夫 01:43:41:05 - 01:45:44:16 やり直すことを誓い合う二人 01:45:44:16 - 01:45:56:27 乗合バスの走り 01:45:56:27 - 01:46:57:19 温泉につかる姑たち |
地域情報 | 山形県/月山 |
スタッフ | 製作:村山英治 脚本・演出:青山通春 撮影:牛山邦一 照明:田畑正一 録音:大塚忠男 美術:阿部三郎 音楽:渋谷修 編集:沼崎梅子 |
受賞歴 | |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 出演 姑・とめ:飯田蝶子 嫁・みさ子:岸 旗江 みさ子の夫・源一:鈴木瑞穂 他 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm可燃性原版に付き廃棄 |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |