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作品No sa-00015 
ジャンル 短編 
作品タイトル お母さんの幸福 
フリガナ オカアサンノコウフク 
製作会社 桜映画社
スポンサー 財団法人 結核予防会 
製作年 1958年 
分数 49分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 生活・昭和30年代・家族・結核・都会・劇 
シノプシス 結核予防をテーマにしたこの映画は、戦後になってもなお、日本人にとって「結核」が死亡順位の上位をしめる、まだまだ危険な病気だったという背景のもとに作られた。 
映像内容 平和な家庭だったが、お母さんが突然肺結核になって、お父さんも、お姉さんも小さな子供たちもガックリしてしまった。医者は入院をすすめたが、お母さんは家のことが心配で自宅療養に決めた 。
 そこで、家の中では大革命が起きた。子供たちは勉強部屋をお母さんの病室として明け渡し、お姉さんは会社を休んで家事万端からお母さんの看護を引き受けた。お父さんも買い物から掃除など、つとめて協力するようになった。
 4つになる良二と小学生の洋子にとって何よりも辛いことは、お母さんの病室へ入れないことだった。お父さんでさえ「もう、お母さんのお休みの時間よ」といわれれば黙って病室を出なければならない。お母さんも「お父さんのワイシャツにアイロンかけた?」「今日のお弁当のおかずは?」と気が気でない。
 こんなある日、幼い良二はお母さんの病気を治したい一心で、近所で病人をなおしていた祈禱師を連れてきたが、お姉さんに叱られ、泣きだしてしまった。不自由で、心配で辛いことが多いお母さんの闘病生活の間、皆ががんばったかいがあって、お母さんは次第に健康を取り戻していった。そして、お母さんも家族も、昔のお母さんやお父さんや子供たちではなくなっていった。

住宅街
洗濯物を取り入れるお母さん
縁側で仕分けする
井戸で坊やの泥んこの足を洗う
アイロン掛け ちょっと疲れた様子
小学生の娘 学校から帰って来る
坊やと買物に出掛けるお母さん
電車の通る横の道 長姉と会う
乾物屋、駄菓子屋、野菜屋
買物する人たち
帰る母と子 母、道にしゃがみこむ
庭で遊ぶ兄、妹たち
勝手口 お母さん倒れる
夕方 お父さん帰宅
寝ているお母さんを看病するお姉さん
父さんが脱ぎ捨てた衣服を片付けるお姉さん
茶の間 火鉢に湯をひっくり返し灰かぐらのお父さん
医師の往診 レントゲン検査するようにすすめる
子供部屋 遊ぶ子供たち
レントゲン写真の説明受ける母 結核とわかる
並木道を歩く母と娘
ベンチに座って話す、母、娘
バスに乗り込み走り去るバス
茶の間で夕食 お姉さんと兄妹弟
座敷 夫と話すお母さん
ビルの屋上 お姉さん彼氏と話す
昼 弁当を食べているお父さん
結核の本を買うお父さん
医師を尋ね診断してもらう一家
離れを片付ける子供たち
庭先 ベッドを搬入するお姉さんの彼氏
離れの部屋に移るお母さん
茶の間 話し合う姉、兄妹、弟
朝食の用意するお姉さん
寝室 お父さん子供に起される
庭の井戸の傍で母の部屋を見つめる子供たち
朝食 母の部屋に運ぶお姉さん
皆のこと心配する母
坊や 母親に抱きつく
かけて行く坊やの後姿
お母さんの部屋を掃除するお姉さん
洗濯や家計簿つけをして買物に出掛ける
買物する人たち
線路の横の道歩くお姉さんと坊や 電車が通る
空地で野球するお姉さんと子供たち
お父さん 電気釜を買って帰宅する
お母さんの部屋で話すお父さん
教室 先生と生徒たち 絵を見せてほめる
ほめられた絵をお母さんに見せる次女
空地で遊ぶ子供たち
小荷物が届きお母さん受取る
お母さんにおねだりする坊や
離れに駆け込んで泣くお母さん
病人の横でお払いする祈祷師を見ている坊や
祈祷師を自分の家へ連れてきた坊や
お姉さん 断る
お姉さん 台所で食事の用意
注意するお姉さん
レントゲン撮影されるお母さん
病状良好と説明する医師 病巣の手術をすすめる
お父さんが家族の皆にお母さんの入院を告げる
母さん退院の日 歓迎会の準備する子供たち
お姉さん台所で料理作り
退院するお母さん、お父さんと車中で話す
走り去る車
 
地域情報 東京都 
スタッフ 製作:村山英治
演出:木村荘十二
脚本:片岡薫/西澤裕
 
受賞歴 文部省選定
東京都教育委員会選定
都民映画コンクール教育映画銀賞
全日本PR映画コンクール入賞
他 
画面サイズ  
備考・関連情報 協賛:中外製薬株式会社

出演 
お父さん:坂本 武
お母さん:堤 真佐子
お姉さん:川口のぶ
洋子:都筑みどり  他
 
参考画像
 
フィルム原版 35・16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
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素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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