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作品No sa-00033 
ジャンル 短編 
作品タイトル スポーツの科学 記録に挑む 
フリガナ スポーツノカガク キロクニイドム 
製作会社 桜映画社
スポンサー 第一製薬株式会社 
製作年 1960年 
分数 19分 
カラ― 
言語 日本語版 
カテゴリー 科学・トレーニング・アドレナリン・記録 
シノプシス この映画は、桜映画社の後のスポーツシリーズの先駆けともいえる作品である。
 スポーツは人間の運動能力の可能性を広げる。記録に挑戦するには単に激しい訓練だけではなく科学的トレーニングが必要となる。 
映像内容 基礎的なトレーニングの方法として、一定の間隔で強い運動と休息を繰り返すインターバルトレーニングは、スピードや持久力をつける上で合理的な方法とされている。なぜ合理的なのか、それを知るために、体の内部の仕組みを調べてみよう。
 鼠に激しい運動を加えて持久力のテストをし、その体の中を調べると、訓練された鼠とそうでない鼠とでは副腎に大小の差が顕れた。副腎からはホルモンのひとつであるアドレナリンが分泌されるが、それは肝臓に働きかけてエネルギーの源である糖分を血液中に溶かし、心臓の鼓動を速め、必要なエネルギーを急速に作り出す。猫にアドレナリンを注射すると、瞳孔が開いて脈拍が速くなり興奮状態になることでもわかる。スタートなどで瞬間的に全力をふりしぼる時には、アドレナリンの働きでエネルギーの消耗を補っているので ある。長い持久力を必要とするマラソンのような場合、副腎はもうひとつ大切な働きをする。このホルモンはコルチコイドと呼ばれ、体内の糖分の不足を補いエネルギーを補給して持久力の源となる。これを作る上に大切なパントテン酸を使っての実験では、栄養とスタミナとの関係がわかる。スポーツは複雑な体の仕組みと働きの中で行なわれる。栄養とトレーニングの方法について常に科学の目を向け、運動機能を合理的に高めていく必要がある。

ジャンプ競技
国立競技場 走る選手
合図の鐘を叩く審判
ハードルの選手
女子槍投げ
砲丸投げ
ハイジャンプ
棒高跳び
トレーニングする足々
自転車こぐ足 心電測定
走った選手にマスクをかぶせ酸素測定
インターバルトレーニング
ネズミの実験 副腎取出す
アドレナリンの結晶
猫の実験 アドレナリン注射
猫の目(瞳孔が開く)
犬と猫の対決
100M競走 緊張した選手の顔
女子槍投げ
ラグビー スクラム、タックル、ダッシュ
スキー滑降
水泳
ボート 三艇の競走 オール漕ぐ選手
マラソン 松並木、海岸線、苦しげな顔
遠心分離機 検査
コルチコイド
ネズミの実験 水槽に水入れて泳がせる
副腎の切片
冷凍庫実験
 
地域情報 国立競技場 
スタッフ 製作:村山英治/村山祐二
脚本:杉原せつ
演出:杉山正美
撮影:岡田三八雄
解説:杉山新太郎 
受賞歴 文部省選定
厚生省推薦
東京都教育委員会選定 
画面サイズ  
備考・関連情報 企画指導 東京教育大学教授・日本体育学会常任理事 杉靖三郎
指導 東京教育大学教授・ローマオリンピック陸上ヘッドコーチ 浅川正一
    東京教育大学スポーツ研究所教授・東京慈恵会医科大学教授 名取礼二
 
参考画像
 
フィルム原版 35mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
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公開動画  
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