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作品No sa-00034 
ジャンル 短編 
作品タイトル 踊り子とカメラマン 
フリガナ オドリコトカメラマン 
製作会社 桜映画社
スポンサー 貯蓄増強中央委員会 
製作年 1960年 
分数 48分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 生活・昭和30年代・炭鉱・新聞社・劇 
シノプシス 華やかに見える踊り子の地味な生活、それにひかれて仕事の鬼といわれたカメラマンが戦災で別れた踊り子の両親を捜し出す純情ドラマ。 
映像内容 庄司は、楽屋に踊り子のさなえを訪ねた。「朝7時に起きて自炊して、掃除に洗濯」という話に庄司は、一見華やかな踊り子の生活が、案外地味なのに驚いた。庄司は割烹着と舞台衣裳のさなえの生活は日曜版のカコミ記事にうってつけだと思ったが、あっさり断られてしまった。だが“すっぽんの庄ちゃん“という異名をもつ庄司は、翌朝さなえのアパートを訪ねた。さなえも庄司の熱心さに兜を脱いだ。庄司は、1間きりだが小綺麗に片付いた部屋に感心し、「小父さんも一緒に食べてね」というさなえに、つい朝食まで御馳走になってしまう。女房に死なれ子供もなくした一人暮らしの庄司にとって、久しぶりにうまい味噌汁だった。
 庄司は、さなえが戦争中両親と別れ別れになって恵風園という孤児収容施設にいたことを聞き、さなえと一緒に園を慰問した。庄司は、当時のさなえのことを尋ねるが、母親の名がたねということしかわからなかった。さなえが園に来たときの持ち物の中から太宰府のお守りをみつけ、九州へいけば手がかりがあるかもしれないと庄司は思う。部長を口説き、気負ってさなえの母親捜しに出かけたが、足を棒にした2日間も徒労に終わった。翌日は部長にいわれた炭鉱町の写真を撮るため近くの炭鉱町を訪ねた。ボタ山をバックに構図を考えている時、落盤事故を告げるサイレンの音で町が騒がしくなった。庄司は坑内に閉じこめられた組長の妻が木崎たねということを知り、空襲で早苗という子供とはぐれたことも聞く。庄司は帰京し、さなえのいる楽屋へ向かった。

舞台で踊る早苗
カメラをかまえる庄司
安保闘争の群衆
毎朝新報 写真部
踊り子の楽屋 早苗と話す庄司
電車から降りて早苗の所に向かう庄司
畑の中のアパート 早苗布団を干す
義男バイクで来る 頼まれた卵を早苗に
早苗の部屋 朝食を庄司と食べる
写真部で早苗の写真を見る部長たち
孤児収容施設 恵風園 早苗と遊ぶ子供たち
園長と話す庄司
早苗の部屋 早苗の両親を探しに九州行の話しをする庄司
写真部 デスクと話す庄司
部長から九州行の許可が出る
福岡市街
西部本社で打合せする庄司
大宰府天満宮
太鼓橋を渡る庄司
炭坑の町を探して歩く
炭坑町 全景 遠くにボタ山
炭住の中 タネ夫婦
夫を見送るタネ
炭住の道を若い抗夫と歩く組長
抗口で入坑準備する
炭坑内に入る抗夫たち
新聞の踊り子の写真を見つける若い抗夫
落盤事故発生
炭住の人たちも抗口へ集ってくる
救出に向かうトロッコに乗った抗夫たち
救出本部に押しかける報道記者たち
救出されて出て来る若い抗夫
新聞記事の踊り子を見るタネ
タネに話しを聞く庄司
事故現場救出を待つ組長
夜の救出本部 あわただしい人の動き
救出に向かうトロッコの抗夫たち
東京本社に電送写真を送る
救出作業する人たち
早苗に合いに来た庄司 足のほくろを確かめる
早苗の足にほくろがないとタネに電話する
がっかりするタネ
部長に慰められる庄司
救出を待つ組長たち
タネの写真が電送される
カスリの模様を見比べる
防空頭巾の模様と一致し母と分かる
救助されて外に出て来る組長たち
早苗が見つかったと夫に報告するタネ
空港に向かう早苗と庄司の車
 
地域情報 東京都/福岡県 
スタッフ 製作:村山英治
脚本:池上金男
演出:芝丘弘
指導:小田基義
撮影:木塚誠一 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報 出演 
瀬良明
青江三奈
笠間雪雄
日恵野 晃
 
参考画像
 
フィルム原版 35mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
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公開動画  
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