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作品No sa-00050 
ジャンル 短編 
作品タイトル ちいさい子供の事故 
フリガナ チイサイコドモノジコ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 全国地域婦人団体連絡協議会 
製作年 1962年 
分数 21分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 生活・家庭内事故・幼児・記録 
シノプシス この映画は、当時日本の幼児の事故死亡率が世界第1位にあったことを背景として、子供の事故がどんな時にどんな所でおこったかを、事実に基づいて調べながら、子供を育てる親だけでなく、すべての大人にもその対策と予防を訴えている。 
映像内容 無人踏み切りで死んだ子供、用水堀に落ちて死んだ子供、横断歩道ではねられた子供の話から映画は始まる。次に家庭内での事故、これはお母さんの不注意で起こることが多い。乳房で窒息した赤ちゃんの例、掃除中ビニールをかけられて窒息した赤ちゃんの例。はいはいができるようになった幼児は、どこへでも這っていき、縁側から転がり落ちたり、タバコやボタン、時には硬貨や画鋲まで飲み込んだり、熱いスープ鍋ののったテープルクロスを引っ張ったりする。それを言葉で叱っても効果はない。2階のある家では、階段の上下にさくをつけて幼児が転げ落ちないよう、登れないようにしたりする注意も必要だ。
 幼稚園児から小学生となると、行動半径も家庭内から外へと広がる。子供は遊びの天才である。そのこわいもの知らずの好奇心が子供を死の淵に立たせることもある。子供たちが存分に遊べる遊び場がないことも問題だ。自転車遊びなど、往来や路地で遊ぶ子供たちに交通事故が多いのもこうしたことに遠因がある。一方、広々とした自然の中で育つ農村の子供たちも事故に無縁ではない。ふたのしてない肥だめに落ちた子供、まちがえて農薬を飲んだ子供、急流で水遊びをして溺死した子供。こうなると大人は、あれもこれもだめだと禁止したり、叱ったり、子供の成長を歪めることにもなりかねない。遊びは子供たちにとって社会生活体得の勉強にもなっている。最も必要なことは、日常生活の中で、子供を事故にあわせるかもしれない潜在的な危険を取り除こうとする大人の配慮である。

踏切を渡る子供
列車通過する
新聞記事 事故のいろいろ
事故現場風景
厚生白書 死因順位表
病院 怪我をした子供たち
添い寝して授乳する母親
乳房で圧される赤ちゃん
赤ちゃんにビニール風呂敷をかぶせて掃除する母
もがく赤ちゃん
縁側から転落
異物を口に入れる
レントゲン写真 飲み込んだ銅貨、画びょう
スープ鍋ひっくりかえし大やけど
ベビーサークルの中で遊ばせる
階段上下口に柵をつける
二階の出窓に乗る子供
ベランダ 箱を踏み台にして手すりから身を乗り出す
肥溜めに落ちる 農薬を誤まって飲む
水につかる子供
隅田川の事故現場
ビニールプール、子供プール
浮輪をつけた子供
遊園地で遊ぶ子供たち
車道で遊ぶ子供
露路からかけ出してくる子供 車、急ブレーキをかける
道を横断しようとしている子供
沼津市街 国道に地下道
ひばりヶ丘 全景
そよ風保育園
子供を抱いて来る母親
乳母車で来る
手を引いて来る
園内 おやつ、紙芝居
庭で滑り台
衝突したトラック
商店街 買い物をする母親
商店街 一人で雑踏の中に取り残されている子供
 
地域情報 東京都/沼津市 
スタッフ 製作:山高しげり
脚本・演出:丸山章治
撮影:高橋佑次
音楽:大野松雄
解説:宇田川清江 
受賞歴 文部省選定
厚生省推薦 
画面サイズ  
備考・関連情報 監修:厚生省
協賛:生命保険協会 
参考画像
 
フィルム原版 16mm. 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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