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作品No | sa-00058 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | アメリカの家庭生活 第2部 おかあさんの仕事 |
フリガナ | アメリカノカテイセイカツ ダイ2ブ オカアサンノシゴト |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 貯蓄増強中央委員会 |
製作年 | 1964年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 28分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | アメリカ・生活・文化・記録 |
シノプシス | アメリカの家庭生活は、いったいどんなものか、アメリカ人の生活の中に入って、彼らから学ぶべき点、すぐれた国民的な伝統を探し求めた映画である。この映画を通して戦後の日本人の生活を考えてみたいという意図があった。 |
映像内容 | アメリカの堅実な中流家庭には規律がある。合理性といってもよいもので、そのひとつに主婦の家事のやり方がある。昔は月曜は洗濯、火曜はアイロンかけ、木曜は買い物、土曜は大掃除などと、1週間の予定はかなり厳格に決まっていたようだが、今は電気洗濯機、掃除機などが現れて家事も次第に短時間で片付くようになって、昔の習慣は崩れてきた。 オーティスさんは、「家事は女にとってもいやな仕事だが、やらなければならないことなので合理的に片付けて、半日でも1日でも解放されるためには、やはり計画性が必要」という。そのやり方にはアメリカの主婦の合理性が如実に出ていて、ムダのない働きぶりである。行き当たりばったりではなく作り出した余暇を使って、例えば子供を育てあげてから再就職したり、老後の生活のために婦人学級へ行って勉強したり、人によっては教会で社会奉仕の仕事をしたりしていた。サンフランシスコで、ある婦人学級をのぞいてみると、技術を身につけて働こうという中年の主婦、特に老婦人の姿が目立つ。 家庭生活の大事な一環として老後の生活も訪ねてみた。定年で引退した老人たちは、郊外の静かな住宅地から賑やかな町の盛り場に集まってきて余生を送る傾向がある。子供たちが巣立ってしまうと、郊外生活は家の修理も掃除も厄介になる。車の運転も面倒になって、町の中でないと暮らせなくなる。ダウンタウン(下町)だと、ちょっと歩けば何でもある。パートタイムの勤め口も結構ある。老人たちは思い出の多い郊外の家を売って、そのお金と社会保障などで、盛り場の古いホテルやアパートで余生を過ごしていた。さらにサンフランシスコ郊外の老人ホームも訪ねてみた。 |
地域情報 | |
スタッフ | 製作:村山英治 演出:村山英治 撮影:小松浩 ネガ編集:沼崎梅子/高橋春子 |
受賞歴 | 文部省特選 第19回芸術祭奨励賞 1964年度教育映画祭最高賞・企画賞 第13回東京都教育映画コンクール金賞 他多数 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
試写 | お問い合わせください |
素材提供 | お問い合わせください |
公開動画 | https://youtu.be/cr3kXhfA2LM |