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作品No | sa-00072 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | フランスはブドウの村で |
フリガナ | フランスハブドウノムラデ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 貯蓄増強中央委員会 |
製作年 | 1967年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 25分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 生活・フランス・農業・地理・ワイン・記録 |
シノプシス | フランスのある村人たちの生活を描きながら、若者と年寄りが互いに干渉せずに自立した生活を送っている姿を紹介する |
映像内容 | ブルゴーニュ地方の葡萄は、紀元10世紀頃に、ローマ人の牧師が牧草の育ちの悪い荒地に葡萄を植え、教会を建てたのが始まりだという。ヨーロッパの葡萄畑は、棚作りでなく畝作りで低い柵に葡萄の枝をからめてある。農家の造りは、自然石を積み上げて壁とし、どの家も2階が住居、下は葡萄酒を醸造する石室になっている。 葡萄の収穫が始まった。都市に出ている若い男女も、この時期には休暇を取って帰ってくる。親戚や非農家の者も移動労働者のジプシーたちも手伝いに来て、村は明るい活気を帯びていた。小作農たちが収穫した葡萄を地主の邸に運び込み、大きな搾り機で実を潰す。昼間摘んだ葡萄はその夜のうちに搾らないと葡萄酒の味が落ちるので、作業は朝方まで続く。 老人は若い家族と別居して暮らす風習があり、その伝統的な生き方に自信を持っている。お爺さんたちは、村のひなびたレストランでトランプ遊びをしたり、お婆さんたちは昼間から道に椅子を出して編み物などしながらお喋りを楽しんでいる。年寄りと若者はつかず離れず暮らしてお互いに千渉しない。 収穫が終わってもとの静けさに戻った村から、勤めにいく若者たちを追って町へ出てみた。町には若者をひきつける活気がある。町はずれにダンスホールがある。見合い結婚の風習のないフランスでは、ダンスは異性と知り合う大事なチャンスで、村の若者も出掛けていく。娘たちは自由奔放に見えるが、たくさんのシーツや枕カバー、貯金通帳など、自分たちの嫁入り支度を15、6歳から働いて用意する堅実な面も持っている。しかし、フランスでも若者たちは就職口を都市に求めて、農業を継ぐ者は減っているという。 |
地域情報 | フランス ブルゴーニュ |
スタッフ | 製作・脚本・演出:村山英治 撮影:江連高元 撮影助手:田中行 助監督:遠藤明 編集:沼崎梅子 音楽:間宮芳生 解説:川久保潔 |
受賞歴 | 文部省特選 優秀映画鑑賞会推薦 第19回東京都教育映画コンクール銀賞 1967年キネマ旬報ベストテン第3位 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |