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作品No | sa-00073 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | Bunraku Puppet Theatre of Japan 文楽 |
フリガナ | ブンラク |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 外務省 |
製作年 | 1967年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 28分 |
色 | カラ― |
言語 | 英語版・フランス語版・スペイン語版・ドイツ語版・ロシア語版 |
カテゴリー | 伝統芸能・人形浄瑠璃・記録 |
シノプシス | 文楽は、歌舞伎とともに日本の古典芸能として300年の伝統を持つ。古くは大道で人形を見せて歩いた集団があり、それが15世紀頃に流行した浄瑠璃と呼ばれる民衆の音楽と結びついて文楽となった。 今は亡き人形遣いの名人、桐竹紋十郎が人形の解説から舞台稽古、 本舞台と全編通して出演している。 |
映像内容 | 文楽の魅力は何だろう。魂のない人形に魂を吹き込み、生身の人間では表現できない純粋な美を創造する。 文楽の演し物で有名な「艶容女舞衣・酒屋の段」。若い人妻お園が自分を捨てた夫を思い、やり場のない寂しさを訴える口説き。 今でも古い人形芝居が日本各地に残っている。佐渡の説教節人形は、人形もまだ一人遣いで、語り手は幕のかげで三味線を弾きながらひき語りをしている。幕間にはのろま人形と呼ばれるファルスが入って客を笑わせる。それが文楽になると、首(かしら)も洗練されて写実的なものになる。 文楽独特の三人遣いを見てみよう。主遣いは首と右手、左手遣いは人形の左手を、脚遣いは脚を受け持ち、3人の共同作業で1体の人形が動かされる。舞台の人形を遣うところは一段低く、遣い手の腰から下が隠れるようになっている。主遣いは、脚遣いの操作をしやすいように高い下駄を履く。3人が一体となるには厳しい修練がいる。文楽の主役は太夫で、語り物の長い伝統の上に築かれた浄瑠 璃を力強い独特の発声で語る。太夫を助ける三味線も豊かな表現力を持っている。最後に戦乱の武士階級の悲劇を描いた代表作「熊谷陣屋」 を見せる。三味線のバチが太夫を誘い、太夫の呻吟が人形遣いに力として伝わり、人形に魂を吹き込む。 01:00:00:25 - 01:00:31:13 大提灯と赤提灯 01:00:31:13 - 01:01:22:27 酒屋の段 お園のクドキ 01:01:22:27 - 01:01:37:01 酒屋の段 義太夫、三味線 01:01:37:01 - 01:07:10:21 酒屋の段 客席ごし舞台 01:07:10:21 - 01:07:50:04 洛中洛外図屏風 01:07:50:04 - 01:08:01:27 京都の街 鴨川の流れと屋根 01:08:01:27 - 01:08:39:05 鳴戸の渦潮 01:08:39:05 - 01:08:54:15 雪の風景 01:08:54:15 - 01:12:14:04 昔のままの人形芝居 一人遣い 01:12:14:04 - 01:14:29:02 人形置き場 人形 ずらり 文七、若男、源太、老女形、傾城など 01:14:29:02 - 01:16:28:11 細工人 大江さん 01:16:28:11 - 01:17:14:17 主遣い、左手遣い、脚遣い 01:17:14:17 - 01:20:00:16 三人の呼吸を合せる 01:20:00:16 - 01:21:02:20 紋十郎、人形の着付 01:21:02:20 - 01:22:18:22 若い娘の特徴的な仕草をする紋十郎 01:22:18:22 - 01:23:40:17 対座して太夫と三味線の稽古 01:23:40:17 - 01:28:27:12 熊谷陣屋 熊谷直実と相模と藤の局 |
地域情報 | 大阪府/新潟県/佐渡 |
スタッフ | 製作:村山英治 脚本:村山正実 演出:村山英治/木塚誠一 撮影:木塚誠一 編集:沼崎梅子 音楽:三善晃 |
受賞歴 | 第11回日本紹介映画コンク ール銀賞 第21回サレルノ国際映画祭第1位 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 協力:文楽協会 佐渡のろま人形保存会 大阪市立博物館/他 出演 太夫:竹本越路太夫 竹本津太夫 三味線:鶴沢寛治 野澤喜左衛門 人形:桐竹紋十郎 首製作:大江巳之助 他 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |