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作品No sa-00096 
ジャンル 短編 
作品タイトル 人間誕生 
フリガナ ニンゲンタンジョウ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 雪印乳業株式会社 
製作年 1971年 
分数 27分 
カラ― 
言語 日本語版・中国語版 
カテゴリー 妊娠・出産・育児・子ども・記録 
シノプシス 初産婦を主な対象とする妊産婦教室の教材映画として企画された。妊娠と出産は病気ではなく、自然の生理である。したがって、出産の苦痛をなくす人工分娩よりも自然分娩をという主張が根底に流れている 
映像内容 初めて産院を訪れた寺崎さん。尿検査の結果、妊娠反応が現れた。女性の身体では、月経が終わって約半月たった頃に1個の排卵が行われる。ちょうどその頃、体内に入った精子は卵と出会う。1個の卵をめがけて何億という精子が殺到し、闘いに勝った唯1つの精子が卵と結合して新しい生命が芽生える。これが受精で、受精した卵は分裂を重ねながら1週間くらいかかって卵管を通り、子宮に降りて子宮の内膜につく。これを着床という。やがて胎盤が作られ、胎児はその胎盤を通じて母体から栄養を吸収したり、排泄物を送り返したりしながら、子宮の中で成長していく。妊娠と気付くのはこの時期で、胎児はもう2ヵ月くらいに成長している。妊娠2ヵ月目には、胎児はいろいろなことで影薯を受けやすく、流産が多い。3ヵ月目、 胎児の心音を聞くことができる。4ヵ月を過ぎると安定期に入り、流産の心配は少なくなり、早い人は悪阻もなくなり胎動を感じ始める。5ヵ月目からは胎児の成長に伴い、母体への負担が増して、栄養が不足すると持病が出たり妊娠中毒症にかかりやすくなる。中毒症になると、血圧が高くなり蛋白反応やむくみが出る。母体だけでなく、胎盤をいためるので胎児への影響も少なくない。
 出産の時期が近づくと胎児は子宮の下の方に下がり、やがて、子宮の収縮(陣痛)が起こり、胎児は自然に押し出される。人間も本来は動物と同様に、自然に出産できる能力を持っている。自分の力で産もうという心の持ち方は、出産の時の大きな励ましとなる。 
地域情報  
スタッフ 製作:村山英治
脚本:藤原智子
演出:瀬藤祝
撮影:三枝弘夫
音楽:三木稔
進行:増尾賢次
解説:久米明・山田三恵
 
受賞歴 文部省選定
第9回日本産業映画コンクール奨励賞
 
画面サイズ  
備考・関連情報 監修:日赤産院院長・東京大学名誉教授 小林隆
指導:日赤産院部長 雨森良彦
 
参考画像
 
フィルム原版 35mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
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公開動画  
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