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作品No sa-00106 
ジャンル 短編 
作品タイトル Mt. Fuji Beauty of a Classic Symbol
富士山 
フリガナ フジサン 
製作会社 桜映画社
スポンサー 外務省 
製作年 1972年 
分数 25分 
カラー 
言語 英語版・フランス語版・スペイン語版・ドイツ語版・ポルトガル語版・中国語版 
カテゴリー 自然・四季・環境・日本・地域・記録 
シノプシス 古来、日本人の憧れの対象であった富士山。遠くに見るその優美さと、登って知る荒々しさ。富士山の素顔とそこに見られる日本人の姿を四季折々の変化の中にとらえている。 
映像内容 遠い昔から富士山は、日本人の山岳信仰の対象となり、その姿の美しいところから詩にもうたわれ絵画にも描かれ続けてきた。中でも葛飾北斎の絵は有名である。
 富士山は雲という厚いヴェールを被っていることが多く、偶然に思いがけないところで顔を出しているのを見ると、その崇高さにうたれる。しかし、その富士山に近付き登ってみると、山腹から頂上にかけては荒々しい岩ばかりの男性的な火山で、その表面はたえず風化と浸食が進んでいる。富士山を美しいコニーデ型の火山にした巨大な中央火口。火山活動は今は休止しているが、この火道は地下深所のマグマにつながっているといわれている。
 富士山は植物学的にみても大変興味のある山である。麓の溶岩台地の上には、様々な森林が見られる。裾野の広い原生林は野烏の宝庫で、小鳥の種類は約百種類が記録されている。
 富士山は日本人の憧れ、美の象徴として日本人の心情をあらわし、富士をめぐる日本人の四季の生活にも君臨してきた。山頂には古くから神社があるが、現代では大きな気象観測所も建っている。富士山の美しさは、富士に憧れ富士を愛する日本人のこころにほかならない。それはこれからも語りつがれていくだろう。夏は登山者が絶えず、子供連れの家族も珍しくないが、信仰の山として昔ながらの白装束の信者たちも絶えない。しかし、冬の富士山は連日風速20メートルの季節風が吹いていて、容易に人を近づけない。

富士の日の出
雪の中の写真家(岡田氏)
写真 富士山いろいろ
北斎版画 波と富士 他
広重版画 旅人と富士 他
浅間神社 鳥居と富士講の人々
富士まんだら(古画)
白装束の人々
桜、水車、農家、湖、ヨシキリ、魚釣り
河口湖と西湖(空撮) ヨット、ホテル
富士山麓のテント村、ボーイスカウト、人文字
富士と雲海、バスガール、乗客たち、五合目到着
馬に乗る親子
寄生火口、曲がりくねったカラマツ、ダケカンバ、花ゴケ
お庭を散歩する人々、車百合、ミヤマヤナギ
砂礫地を登る人々、講の人々、イワツメ草、オンタデ
富士ハタザオ、ミヤマオトコヨモギ 山小屋
馬で行く人 いろいろな高山植物、岩間の清水
水浴する岩ヒバリ
御来光、赤く焼ける雲海、影富士
山頂浅間神社、山小屋 お鉢めぐり
こけと虫、チョウ 山頂側候所
山頂(空撮) 大沢くずれ、宝永山、火山弾
森林と富士
カラ松林、いろいろな花
シラビシの森 コメツガの林内
白樺林、ブナ林
卵を抱くアカハラ、ヒナを育てるカケス、ヒガラ
青木ヶ原、アナグマ、ハイカー達
森の中の洞穴に子供が入る
氷穴、熔岩樹形
ヨタカ、アカハラ、カッコウ、アカモズ、セキレイ
クロツムギ、サンコウチョウ、ギボシ、ビンズイ、ホオジロ
雲と富士、雨が降る砂礫地、吹き出す地下水
水浴する鳥たち、池と水車小屋、泳ぐヒメマス
白糸の滝に虹が立つ、したたる滝
五合目からの笠雲、富士とつるし雲
吹き出し雲(コマ撮り)
雲海に沈む夕日、富士の夕暮れ
浅間神社と御神輿、たいまつの火の海、火と人々
ススキの原 カラ松の紅葉霧が流れる
紅葉の森を馬で来る人々
ススキと牛と富士、七面山より富士をのぞむ
富士山頂、吹雪の斜面 吹雪の山小屋
側候所の交代の所員が斜面を登る
回転するレーダー、観測する所員
雲海とアルプス、飲料水づくりの所員、除雪作業
火口(空撮)
山麓のスケート場
通学する子供たち
 
地域情報 山梨県/静岡県 
スタッフ 製作・演出:村山英治
脚本:村山正実
撮影:村山和雄
編集:沼崎梅子
音楽:間宮芳生
 
受賞歴 第16回日本紹介映画コンクール優秀作品賞 
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
 
フィルム原版 35mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
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素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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