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作品No | sa-00119 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | ちどりと子供たち |
フリガナ | チドリトコドモタチ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 貯蓄増強中央委員会(現金融広報中央委員会) |
製作年 | 1973年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 31分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 劇・教育・子ども・自然保護・環境汚染 |
シノプシス | チドリの研究観察を始めた子供たちが、生命の尊さやそれを守ることの困難さを体験していく。 |
映像内容 | 太一の家では、去年ハマチの養殖が赤潮で全滅してしまったために、父親は遠洋漁業の船に乗り、母親はわかめ工場で働いている。太一は塩田の跡地でチドリの巣をみつける。これがきっかけで太一の学校の科学クラブではチドリの観察をすることになった。チドリは警戒心の強い烏で、その生態を詳しく観察するにはどうしても望遠鏡が必要であった。太一たちは皆で貯金を出し合って望遠鏡を買った。望遠鏡で見るチドリは、首をふってまるで小さなダチョウのようだった。初めて間近に見るチドリに皆夢中になった。図鑑でシロチドリであることもわかった。親チドリは卵を温め始めた。ところが塩田跡で埋め立て工事が始まった。子供たちは「卵がかえるまで埋め立てを待って下さい」という立て札を作って現場へ駆けつけたが、チドリはプルドーザーの音に驚いてもう帰ってこなかった。太一の発見した巣の卵は冷えてしまった。 この事件のあと、遠くインド洋から渡ってくるコチドリの巣が発見され、太一たちを再び元気づけた。シロチドリは国内に干潟を求めて移動し越冬するが、コチドリだけは南方へ渡っていく。夏休みになり、産卵から24日目の朝に、残ったシロチドリの巣でひながかえった。やがてコチドリのひなもかえり、太一はそれを母に見せたかった。コチドリはやがて南へ渡り、父親の乗る船で羽根を休めるかもしれないと思ったからだ。子供たちは来年もここへ帰ってくることを願い、チドリが生きていける自然を残してほしいと思った。 |
地域情報 | 徳島県鳴門市 |
スタッフ | 製作:村山英治/村山和雄 脚本・演出:堀内甲 撮影:村山和雄 照明:沢田実 音楽:長沢勝俊 編集:沼崎梅子 |
受賞歴 | 文部省選定 第30回東京都教育映画コンクール金賞 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 協力:鳴門市 出演:西島梯四郎、小林勝也、青木千里、鳴門の子供たち他 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |