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作品No sa-00135 
ジャンル 短編 
作品タイトル 奄美の森の動物たち 
フリガナ アマミノモリノドウブツタチ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 日本学術振興会 
製作年 1975年 
分数 27分 
カラー 
言語 日本語版・英語版 
カテゴリー 科学・クロウサギ・ハブ・自然観察・記録 
シノプシス この映画は、地球上でこの奄美の森にしか生息していない貴重な動物たちの記録である。現代の環境の変化は激しい。何年かしたら、この動物たちは永遠に姿を消してしまうかもしれない。映画は、自然保護がいかに大切か、無計画な開発がいかに恐ろしいかも訴える。 
映像内容 奄美、沖縄を含む南西諸島は、古くから大陸からも日本列島からも隔離されていたために、アマミノクロウサギなど、世界でも類例のない特異な動物相を示している。ところが、この群島も開発によって傷つけられ、これらの動物達が生存し続けられる原生林は、現在では、奄美の湯湾岳頂上付近のごく僅かな地域のみとなっている。
 奄美、沖縄にはハブ咬症、フィラリア症など特有の動物に起因する風土病も多い。奄美病害動物研究施設の常駐研究員、鈴木博とその家族が赴任した。鈴木は衛生昆虫学が専門で、ツツガムシを追って宿主である動物たちの生態を観察し続け、数々の成果をあげた。彼は森林の中をフランネルの布を体に巻き付け引きずって歩く。この方法で、ダニ等の寄生動物を生きたまま採集できるばかりでなく、ハブ等の危険に備えることもできた。また、毎晩同じ時刻に同じコースの林道をジープで廻り、眼に留まった動物について場所と動物名を録音テ•-プに記録して、奄美の原生林の動物分布図を作った。さらに動物の巣穴を探し、その土を採取してダニの種類を調べ、何の巣穴か推理して、動物たちを脅かしたり捕獲しないでその生態を観察する。そしてアマミノクロウサギの糞や、草の噛み跡を調べ、その生息数や分布を推理していった。

空から見たサンゴ礁の島々
空から見た樹海
古仁屋の全景 港船着場
ハイビスカスと蝶
研究所 全景
沼地の鷺
小魚を食べるカワセミ
湯湾岳
原生林の中を歩く鈴木先生
ボーフラ採集
ムシロトラップめくり ムカデの走り
新種のゴキブリ
サソリモドキ
メクラグモ
ヒル
ヤマダオオカ
引きずる布に付着したマダニ
恙虫
猟師 ほら貝を吹く
ガジュマルのある家
ハブ捕り名人南さん
夜ハブ捕りに出かける二人
路上を這うハブ
崖下でトグロ巻くハブ
木の上でトグロ巻くハブ
ハブをひきずりおろす
立向かってくるハブ
捕まえて袋に入れる
ハブに吸着するマダニ
山をぬう林道
林道に出現する動物の地図
雨の林道のカエル
アナサキガエル、オットンガエル、イシカワガエル
崖をのぼる青ヘビ
ヒメハブ
アカマタ
石をめくるとメクラヘビ
ヤマシギ
吸注管の中のシラミバエ
沢ガニ、赤手ガニ
サンゴ礁の入江
アダンの林
パパイアの木
トカゲを捕らえて遊ぶ子供
キノボリトカゲ
オオシマトカゲ
バッタでトカゲ釣り
アカショウビン(鳥)
巣穴から、木の洞から土を採集
小動物、恙虫の動き
ケナガネズミ
ムカシウサギの分布図
クロウサギ出て来る
捕えて調べる
クロウサギからマダニ、吸血恙虫をとり出す
アブの珍種、標本
ヘゴの林
シイの老木
霧の森林
 
地域情報 鹿児島県/沖縄県 
スタッフ 製作:村山英治
脚本・演出:村山正実
撮影:小林一夫
選曲:深沢康夫
解説:滝田裕介 
受賞歴 文部省特選
1976年教育映画祭最優秀作品賞・文部大臣賞
第17回科学技術映画祭長官賞・財団賞 
第31回毎日映画コンクール教育文化映画賞
第1回優秀動物愛護映画コンクールレディガスコイン賞 
第1回 国際科学映画コンクール銅賞
第20回日本紹介映画コンクール特別賞 
第32回 東京都教育映画コンクール銀賞 
画面サイズ  
備考・関連情報 原案:東京大学医科学研究所教授 佐々 學
指導: 鈴木 博 
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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