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作品No | sa-00149 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 伊勢型紙 |
フリガナ | イセカタガミ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 文化庁 |
製作年 | 1977年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 30分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版・英語版 |
カテゴリー | 伝統工芸・手仕事・江戸小紋・長板中型・記録 |
シノプシス | 江戸時代からの着物の染めの型紙彫の技法を記録し、日本の手仕事の高さを示す。 |
映像内容 | 江戸時代からの染めの型紙の産地、三童県鈴鹿市白子、寺家の両町を訪ねる。江戸時代は紀州藩の領地で、町並みも古く、ここには型屋と呼ばれる型紙商人が多かった。職人集落の家の中では、型紙を彫っている人がいた。椿(こうぞ)の和紙を柿渋で貼り合わせる地紙つくりは、今でも女の仕事である。型紙は、この地紙を普通7、8枚重ねて彫る。その際、彫刻刀の刃の通りをよくするために、一枚一枚裏面に種油をひく。型紙彫刻には様々な技法があり、彫師はそのどれかを専門にしている。最も古い技法の「錐彫り(きりぽり)」「突彫り(つきぽり)」によって、江戸小紋などの粋で目立たない模様の美が作られる。ついで「道具彫り」は、様々な模様の形に刃先を作って彫る。「縞彫り(しまぽり)」は、型紙彫りの中で最高の技術だと職人仲間は認めている。 縞彫りの名人、児玉さんは「1寸幅に34本」という昔の人も引いたことのない縞数に挑戦していた。彫り終えた時、34本の細い紙が落ちるところが圧巻だ。残った型紙の細い紙が縄のれんのように動くのを横に糸をいれて固定する「糸入れ」。これは柿渋相手の息詰まるような手技である。彫刻刀も、和紙も職人にとっては生命で「紙をだましだまし彫る」という。染めの型紙は、幾度も染めを繰り返すとやがて紙屑として捨てられている。しかし模様は武士階級の裃(かみしも)や江戸小紋等の模様となって長く残った。 型地紙 琴 シマ カスリ 見本帳 伊勢街道 鑑札 通行切手 寺家の集落 紙つけ 柿渋で貼り合わせ 天日乾燥 型彫刻の工房、紙拵え 彫刻刀づくり、彫刻 小本写し、彫刻 染め 彫刻刀づくり、彫刻 富貴絵いろいろ 糸入れ小枠にオリを入れる、刷毛で渋をあたえる 型紙を置く、染める |
地域情報 | 三重県/東京都 |
スタッフ | 製作・脚本・演出:村山英治 撮影:金山富男 音楽:山内忠 解説:伊藤惣一 助監督:藤原道夫 撮影助手:鈴木敏之 |
受賞歴 | 文部省選定 第32回芸術祭大賞 1977年教育映画祭最優秀作品賞・文部大臣賞 第32回毎日映画コンクール教育文化映画賞 第21回日本紹介映画コンクール優秀作品賞 第33回 東京都教育映画コンクール銀賞 1977年キネマ旬報ベストテン第1位 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 出演 錐彫り:宮原敏明、六谷進一 突彫り:長谷川重雄 道具彫り:中村勇二郎 縞彫り:児玉 博 糸入れ:城之口みえ 長板中形:清水幸太郎 小紋染め:小宮康孝 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |