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作品No sa-00166 
ジャンル 短編 
作品タイトル 縄文土器 
フリガナ ジョウモンドキ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 東京国立博物館 
製作年 1979年 
分数 24分 
カラー 
言語 日本語版 
カテゴリー 美術・土器・縄文文化・先史時代・記録 
シノプシス 縄文土器は、日本列島の住民が最初に作りだした土器であり、文様の多様性、装飾の豊かさ等から世界の先史時代にも類のない豊かな造形を持つユニークな存在である。この映画は、土器を編年的にみて、縄文時代全体を大きな文化の流れとして捉えようとした。 
映像内容 長い氷河の時代が終わり、日本列島が雪解けの季節を迎えた頃、私たちの祖先も新しい文化を生み出した。縄目文様を付けた土器に代表される縄文文化である。
 縄文時代は編年的にみて5つの時期に分けられる。まず早期の土器には、丸底の他に底の尖ったものが多い。狩猟生活で移動中に焚火の中で立てて煮炊きするのに便利だという説がある。その用途を再現してみる。ついで前期は気候も温暖になり、住居も定着したためか土器も大型化し、のびやかな形を示す。縄目による文様も100種をこえ、その表現も豊かになる。縄文文化の最盛期である中期には、代表的な火焔土器、水煙土器が造られ、エネルギーに満ちた表現がみられる。当時の住居も復元して、狩猟と採集の生活を想像することができる。この時期には、土俗的な信仰を思わせる蛇や獣、人面が、好んで土器の装飾に使われている。貝塚ができたのもこの中期である。後期には、土器はいっそう洗練され、土器作りの技術も高度になる。儀式に供えたものか呪術的な雰囲気を持つ土器や土偶も数多くなり、自然を畏れていた当時の人々の精神文化を窺わせる。晩期の縄文文化は、サケ、マスなど漁労が盛んだった東北地方で最後の花を咲かせている。漆で赤い色を付けたり、形も工芸品を思わせるような精緻なものになっている。同じ頃、すでに西日本には、稲作と金属器をともなう大陸の文化が押し寄せていた。

石小屋 丸底鉢形
飯山滿 浅鉢
発掘現場
修復作業
拓本
なすな原 丸底
夏島 尖底
巻上げ法で塔を作る
縄文をつける
丸山尖底
是川の円筒土器
上福岡の片口土器
下田の盥形土器
諸磯の深鉢
幸田の甕
復元家屋
有孔鍔付土器
人面つき甕
猫目の土偶
蛇体付深鉢
水煙土器
火焔土器
加曽利貝塚 阿王台貝塚
釣手土器再現
すりけし縄文
堀の内式土器
注口土器
貝輪を入れた壷
ハート型土偶
異形台付土器
香炉型土器
台付土器
I字文のつぼ
朱塗りの土器群
銅鐸
 
地域情報  
スタッフ 製作:村山英治
脚本:米内義人/花﨑哲
演出:米内義人
撮影:福井久彦
照明:監物邦雄
音楽:染谷欣吾
編集:民野和子
解説:小林恭治 
受賞歴 文部省特選
1979年教育映画祭優秀作品賞 
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
 
フィルム原版 35mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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