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作品No sa-00177 
ジャンル 短編 
作品タイトル ぼく学校はきらい ひよわな心 
フリガナ ボクガッコウハキライ ヒヨワナココロ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 全国視聴覚教育連盟
桜映画社 
製作年 1979年 
分数 30分 
カラー 
言語 日本語版 
カテゴリー 子ども・いじめ・登校拒否・小学校・児童 
シノプシス 自殺、登校拒否、家庭内暴力と、子供たちの心の病気が頻発するようになってきた。社会の様々なひずみを受けることによって、現代っ子の心は抵抗力に乏しく、ひ弱になったといわれている。映画は、登校拒否の実例を再現しながらその原因を探っていく。 
映像内容 最近、教育相談所に子供の心の問題について相談にくる人が増えている。小学3年の哲也君の母親もその1人である。3年生になって間もなく、学校にいくのを嫌がりだして、毎朝お腹が痛いといい、時には本当に吐いたりして学校を休む。そんなことがもう1ヵ月余りも続いている。医者にみせても病気ではないといわれ、夫に相談しても仕事が忙しいからと取り合わない。このような登校拒否は、はたからみるとごく些細なことがきっかけで起きるのだが、本当の原因はそれに耐えきれない心にある。そうした心に育てた成育環境、特に家庭における親子関係に問題があると考えられる。
 哲也君の場合の動機と原因を探るために面接が始まった。母親の語る哲也君は、友達と遊ぶより一人遊びが好きでおとなしい性質である。哲也君との話の中で、学校の先生に体操着を忘れて叱られたことを気にしていることがわかった。哲也君は父親にも叱られた経験がない。父親との接触が少ないこともわかってきた。面接で、父親は家事も育児も母親任せの仕事一点張りで、哲也君に対して余り関心を持っていないようにも見受けられた。母親の話で、幼児期にチック症状があったこともわかった。チックとは、まばたきや指しゃぶり、空ぜきが習慣化するもので、ストレスや欲求不満のはけロとして現れると考えられている。幼児期は体の成長はもちろん、心の発達にも重要な時期である。面接が続く中で母親もまた父親も、息子の心の成長を阻んでいたものが何であったかに気付き始めていた。
 
地域情報  
スタッフ 製作:福間順子
脚本・演出:田中 徹
撮影:堀澄男
照明:本橋俊男
編集・記録:吉田栄子
 
受賞歴 文部省選定 
画面サイズ  
備考・関連情報 指導:東京都教育研究所相談部長 小泉英二 
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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