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作品No sa-00205 
ジャンル 短編 
作品タイトル 住民参加による保健活動 
フリガナ ジュウミンサンカニヨルホケンカツドウ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 財団法人家族計画国際協力財団((財)ジョイセフ) 
製作年 1981年 
分数 26分 
カラー 
言語 日本語版・英語版・スペイン語版・中国語版・スワヒリ語版・ベトナム語版 
カテゴリー 地域・健康・歴史・環境・衛生・戦後・記録 
シノプシス 世界屈指の長寿国として、めざましく医療の発達した現代の日本にも、戦後の歴史の中には蔓延した伝染病や栄養失調と戦う地域住民の姿があった。戦後の貴重な記録を再編集しながら、地域の住民みずからが参加したさまざまな保健活動、とりわけ母子保健運動などを追っていく。これは、日本人のもう一つの戦後生活史である。 
映像内容 伝染病や栄養失調の蔓延した敗戦後の日本で、住民による地域の保健活動が最も早く起きたのは農村であった。まず各地に広まっていったのは、ハエや蚊などの害虫駆除の運動であった。この運動はやがて都市にも広がり、町をあげての活動に発展していった。この運動と並んで大きな柱となったのは、寄生虫駆除運動であった。当時、日本人の7割が回虫に、農民の3割が十二指腸虫(鉤虫)に感染していた。もうひとつ忘れてならないのは母子保健の活動であった。当時乳児死亡率は非常に高く、これをゼロにしたいという声が母親たちからあがった。村に住む献身的な保健婦や助産婦の力が、母親たちの活動を支えた。また、昭和27年頃から始まった新生活運動も、日本の農村の近代化を考える上で注目すべき運動のひとつであった。例えば簡易水道の普及は婦人の労働を軽くしたばかりでなく、村の生活自体を大きく変えた。映画は最後に、現在も活発な活動を続けている大阪府吹田市の吹田母子会の母親たちの活動を紹介する。自主的な乳児検診や妊産婦検診の運営にまで展開したこの会の活動は、住民参加による保健活動の見事な成功例といえるだろう。

農村 稲刈り ビニールハウス
戦災 焼跡(空撮)
引揚げ船 船から降りる人々
焼跡のバラック
青空教室
DDTによる消毒
チブスの予防注射
昭和21年の急性伝染病の発生件数と死亡率
食糧デモ 闇市
救援物資による学校給食風景
農村での衛生害虫駆除運動
蚊や蝿の駆除
シラミやダニの駆除
横浜のスラム 川で遊ぶ子供たち
ダルマ船 通過する
ごみ捨て場 ゴミに群がる虫
魚屋の魚に群がる蝿
掃除するおばさんと子供たち
汲取り口をコンクリートに改造 蓋をする
おばさん大勢 道路掃除
畑を耕す農夫 肥桶を担いで運ぶ
寄生虫がうごめく
寄生虫駆除運動
集団検診 医師と老人
薬を飲む人たち
結核予防対策 集団検診
レントゲン 胸の撮影
検診車を取り巻く村の人たち
乳幼児死亡率
田植をする農婦
かまどの火を吹く農婦
保健婦と農婦
母子手帳
家族計画運動
講習会
愛の小箱運動
村の道 水を担いで運ぶ女たち
川で洗物する
かまどの脇で働く
いろり端のおばあちゃん
風呂焚きする農婦
新生活運動(生活改善)
水道工事
手を洗う子供たち
公民館 料理講習会
公民館 衣料講習会
公民館 移動図書館
共同出荷場 きゅうりの荷造り
皆でバレーボール
ドブ掃除する婦人たち
吹田母子会 日常品の共同購入 乳児検診 妊産婦検診
検診車に集る人々
乳幼児出生率・死亡率の推移
母子会受付 採血、乳癌検診、心電図
団地
高速道路
町の全景
 
地域情報  
スタッフ 製作:村山英治
脚本・演出:村山正実
撮影:藤井敏貴
音楽:深沢康雄
解説:羽佐間道夫 
受賞歴 厚生省推薦 
画面サイズ  
備考・関連情報 監修:国立公衆衛生院、衛生行政学部長 橋本正己
    財団法人家族計画国際協力財団・常任理事 国井長次郎
 
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
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公開動画  
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