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作品No sa-00211 
ジャンル 短編 
作品タイトル Amena  A Self-help of A Bangladesh Woman
アメナ バングラデッシュの女たち 
フリガナ アナメ バングラデッシュノオンナタチ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 財団法人家族計画国際協力財団((財)ジョイセフ) 
製作年 1982年 
分数 33分 
カラー 
言語 英語版・日本語版 
カテゴリー 国際・衛生・記録 
シノプシス 舞台はバングラデシュ。伝統的なイスラム社会の中で、村人の健康を守る病院が経営する貧しい女たちのための授産施設を背景に、1人の女性の目覚めを描く。これまで日本人が知る機会があまりなかったイスラム社会に生きる人々の暮らしや、ものの考え方を生き生きと伝えるだけでなく、新しい生き方を模索する彼女たちの姿は文化の違いを越えて深い共感を呼ぶ。 
映像内容 バングラデシュはガンジス河など三つの大河の三角州に位置し、ちょうど北海道ぐらいの広さの国土に1億人近い人々が生活している。国民の8割が熱心な回教徒という典型的なイスラム社会で、女性の地位は低い。アメナは、結婚に破れ、傷つき疲れ果てて実家に戻っていたが、近くの「人民健康センター」に職業訓練施設があるのを知り、ここで救われた。アメナは、この職業訓練所で手に職をつけて自立しようとジュートの製品作りの技術を習った。そして、自分の村に帰って、村の貧しい女たちにもジュート編みの技術を伝えようとするが、女が外に出て働くことを嫌う厳しい掟の支配する村では、それは大変なことだった。
 幸い理解のある村長が、村の空いている倉庫を貸してくれた。アメナが一番苦労したのは、周囲の眼をはばかる女たちへの説得だった。収入手段を持たない女の不幸を説くアメナを、彼女たちはなかなか受け入れようとはしなかった 。しかし、女たちの気持ちは実はアメナと同じ。1人、また1人と作業場に仲間が集まってきて、やがて自分たちの作った品物を一緒に町へ売りにいくまでになった。技術を習い覚え収入が得られるようになると、女たちはあまり他人の眼を気にしなくなった。自立への歩みを踏み出したのである。
 
地域情報  
スタッフ 製作:村山英治  
脚本:村山正実 
演出:山下秀雄 
撮影:北川英雄
音楽:杉田一夫
解説:鈴木瑞穂
 
受賞歴 文部省選定
第21回日本産業映画コンクール日本産業映画賞
 
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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