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作品No sa-00214 
ジャンル 短編 
作品タイトル おこんじょうるり  
フリガナ オコンジョウルリ 
製作会社 桜映画社 (株)エコー
スポンサー 桜映画社
(株)エコー 
製作年 1982年 
分数 25分 
カラー 
言語 日本語版・英語版・ドイツ語版・フランス語版・スペイン語版・イタリア語版・タイ語版・インドネシア語版・アラビア語版 
カテゴリー アニメ・子ども・地域・伝統・美術 
シノプシス 腹を減らしてたきつねのおこんが、じょうるりをうなると、みんな愉快な気持ちになって病気が治るとすっかり大評判・・・。さびしいお婆さんときつねのおこんの間に芽生えた、ほのぼのとした心の交わりを描く傑作人形アニメ。
 
映像内容 まじないで厄払いをするいたこ(巫女)の婆さまは、最近もうろくして、へまばっかりやってふさぎこんで寝こんでいた。そんなある夜、腹をへらしたきつねのおこんがやってきた。おこんがじょうるりをうなると、婆さまは、すっかり愉快な気持ちになって、まがった腰もしゃきっとなった。そこで婆さまは、おこんをねんねこで背中に隠して、村びとの病気を直しに出かけたが…。さびしい者どうしの婆さまとおこんとの出会いから、2人がくりひろげるユーモラスでほのぼのとしたやりとり、その中にしみじみとした、ふれあいの温かさを描き出す。 
地域情報  
スタッフ 原作:さねとうあきら
製作:村山英世/岡本忠成
脚本・演出:岡本忠成
人形:保坂純子
背景:若佐ひろみ・渡辺静子
作詞:東川洋子
アニメーション:藤森誠代・長崎希・吉田悟 
撮影:田村実
音楽:高橋祐次郎
録音:甲藤 勇
声の出演:長岡輝子 他 
受賞歴 文部省特選
〔推薦〕中央児童福祉審議会
     優秀映画鑑賞会
     日本映画ペンクラブ特別推薦
第37回芸術祭大賞
1982年教育映画祭最優秀作品賞・文部大臣賞
第37回毎日映画コンクール大藤信郎賞
第25回厚生省児童福祉文化賞
第3回赤十字映画祭特別大賞・最優秀賞
第7回動物愛護映画コンクール優秀賞・文部大臣賞
1982年キネマ旬報ベストテン第1位

 
画面サイズ  
備考・関連情報 すいせんのことば 手塚治虫
「おこんじょうるり」はさねとうあきらさんの原作だそうです。しかし、この映画はまちがいなく岡本さんの創造した作品であり、82年度に生み出されたアニメの傑作と申してよいでしょう。「あれはだれ」という糸くずを使った実体アニメの名作、あの精神がこの映画にもいっぱい溢れています。それは生きものへの限りなく暖かいはげましの目です。この映画でもおばあさんとおこんの生きる努力と助け合いが、せつせつと、時には力強く描かれ、現代人が忘れかけている素朴な感動を目覚めさせます。それは岡本芸術に共通するすばらしいテーマです。
 それにしてもおこんの色っぽさとかわいらしさはどうでしょう。夕焼けの山道の美しさと共に、見事な技術がアニメとしての価値を最高のものにしています。(原文のまま)
 
参考画像
 
フィルム原版 35mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
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公開動画  
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