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作品No | sa-00227 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 平仮名の表現 |
フリガナ | ヒラガナノヒョウゲン |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 自主企画 |
製作年 | 1983年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 20分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 美術工芸・文字・書道・日本文化・記録 |
シノプシス | 文字を書くには「正しく整えて、美しく、早く書く」ことを目指す。中学国語科「書写」のねらいは、楷書や行書と調和した仮名の書き方を理解して書くことである。毛筆・硬筆による書写力の育成を目指して、平仮名発生の歴史、その特徴や美しさ、基本的な字体や筆遣い、漢字との調和などを解説していく。 |
映像内容 | 日本語を自由に表現できる平仮名は、日本独特の表音文字であり、その発生は平安中期頃といわれるが、その美しさもまた、書の芸術として古くから愛好されている。平仮名は易しそうに見えても、なかなか難しく、他人に読めないような悪い癖字を書いていることが多い。したがって正しい書き方、筆遣いを身につけるための書写学習が大切である。平仮名は漢字を崩した草書をもとにして、それをさらに書き易く、速く書ける字体として発展した。その変化をみると漢字の楷書や行書と書き方の違いがよくわかる。 その昔、私たちの祖先は、中国から伝来した漢字や漢文を学んでいたが、奈良時代の頃からこの漢字を使って日本語を綴ることを考えだした。いわゆる、万葉仮名である。この万葉仮名に使われた漢字が次第に楷書から行書、草書と変化し、平仮名のもとになった。その特徴と美しさが、曲線とまるみにあるのは、成り立ちが草書の持つ「続け書き」の筆の流れ、筆脈と気脈を大切にするからで、筆を柔らかく入れ、終筆も軽く抜くところが特徴である。毛筆による平仮名の書写は、筆順や筆脈の流れを学び、字形を整える能力を養う。代表的な筆遣い、字形について、たて画、よこ画、結び、まるみ、点、折れに分けて書写し、懸腕法、提腕法、枕腕法などの姿勢をみせる。最後に現代の平仮名の名筆を紹介する。 01:00:23:06 - 01:00:33:25 桜花爛漫 01:00:33:25 - 01:01:07:29 源氏物語絵巻 01:01:07:29 - 01:02:28:12 石山切 01:02:28:12 - 01:04:13:09 教室風景 01:04:13:09 - 01:05:28:18 字源の変化 漢字から平仮名へ 01:05:28:18 - 01:05:37:19 東大寺の風景 01:05:37:19 - 01:06:16:19 元暦校本 万葉集 01:06:16:19 - 01:06:37:24 万葉仮名の読み方の例 01:06:37:24 - 01:07:39:05 楷書→行書→草書 01:07:39:05 - 01:09:34:08 元永本 古今和歌集 01:09:34:08 - 01:10:38:04 書き方教室 01:10:38:04 - 01:15:16:16 平仮名の基本の全図 01:15:16:16 - 01:15:26:17 書く姿勢 懸碗法 01:15:26:17 - 01:15:37:20 書く姿勢 提碗法 01:15:37:20 - 01:15:48:04 書く姿勢 枕碗法 01:15:48:04 - 01:17:43:26 中学校文化祭 01:17:43:26 - 01:18:03:15 茶室 床の間、掛け軸、表 01:18:03:15 - 01:19:50:15 文化功労者 日比野五鳳 書く 01:19:50:15 - 01:20:02:21 池と五重塔 |
地域情報 | 東京国立博物館/成城学園中学校/東大寺 |
スタッフ | 製作・撮影:村山和雄 脚本・演出:田中徹 照明:本橋俊男 音楽:長沢勝俊 解説:白坂道子 |
受賞歴 | 文部省特選 1984年教育映画祭優秀作品賞 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 協力:日本視聴覚教育協会 監修:文部省教科調査官 小林一仁・加藤達成・大平浩哉 指導:帝京大学教授 続木敏郎、静岡大学講師 冨田吉明、 和洋女子大学講師・成城学園中学校講師 加藤達 協力:文化功労者・芸術院会員 日比野五鳳、成城学園中学校 資料提供:東京国立博物館、(財)徳川黎明会、MOA美術館 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 16mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |