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作品No sa-00236 
ジャンル 短編 
作品タイトル 老年期をどう生きるか 心の健康 
フリガナ ロウネンキヲドウイキルカ ココロノケンコウ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 自主企画 
製作年 1984年 
分数 33分 
カラー 
言語 日本語版 
カテゴリー 生活・健康・記録 
シノプシス 老年期を支える三本柱は、体の健康と心の健康、そして、お金であろう。そのうち「心」の問題を、4人のお年寄りの意欲的な生き方を通して考える。趣味だけでは生きがいになりにくい。夫婦、家族との関係や近隣の人々とのつながり、また、その基本にある自身のやる気や自立心が大切となる。老後を明るく生き抜くための心の健康を若い頃から準備することをすすめる。 
映像内容 絵にも音楽にも多彩な趣味を持つ福田さん(68歳)は、毎日アトリエに出勤して、自分の才能をいかした孤高の生活を楽しんでいる。30年勤めた学校での生徒たちとのコミュニケーショ ンは今も続けているが、家族とのコミュニケーションはどうなのだろうか。
 老人大学の生徒会長、遊園地の管理人、緑の番人、ミニSL の保安要員等、多くの仕事を抱えている田村さん(68歳)は、仕事人間だった生き方がそのまま延長されたような生活で忙しい毎日である。「ほとんど家にいない」という妻の不満と「収入がガタンと落ちた寂しさ」とを、どのように解決したらよいかという課題がある。
 謡に指圧やラジオ体操に、毎日忙しい佐藤さん(72歳)。20年前に夫に先立たれ、3年前に遺稿集を出した時から個人として生きる決心をし、老人ホームに入ったが、町の生活がいいともどってきての独り暮らし。謡の教室を開いて弟子たちを持ち、独立して生活する佐藤さんには、近くの息子夫婦の家へ夕食を食べにいくことが心の支えになっているようだ。
 83歳で独り暮らしの西島さんは、生来の朗らかな性格で、いつも亡妻の写真とお守りを肌身離さず墓参りも欠かしたことがない。老人アパートの世話役、高齢者事業団のビラ配り、友人の病院見舞いなど、屈託のない毎日を送っている。西島さんも独り自由な生活をしているが、洗濯物を頼める関係にある娘さん夫婦の支えが大きな力となっている。きっぷのいい神田っ子の西島さんは、温かい家族や近隣の繋がりを大切にしている。
 
地域情報  
スタッフ 製作:福間順子
脚本・演出:田中徹
撮影:植松永吉
音楽:長沢勝俊
録音:矢野勝久
解説:中村正
 
受賞歴 文部省選定
1984年教育映画祭優秀作品賞 
画面サイズ  
備考・関連情報 監修 前国立精神衛生研究所所長 加藤正明
    日本精神衛生会常務理事 春原千秋
協力 日本精神衛生会
    全国精神衛生協議会
 
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
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公開動画  
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