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作品No | sa-00239 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 砂漠と水と生命 |
フリガナ | サバクトミズトセイメイ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 国際協力事業団(JICA) |
製作年 | 1984年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 35分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 国際協力・自然・環境・記録 |
シノプシス | サハラ砂漠の周辺で遊牧を営む人々にとって、乾季や旱魃の年にも涸れない井戸は、切実な願いである。この映画は、そうした乾燥地帯に井戸を掘る地下水開発のための調査を行う日本の協力の姿を描いたものである。真に人々に喜ばれ、長続きする国際協力をめざしての様々な試行錯誤と工夫を、現地の遊牧民の生活をまじえながら伝える。 |
映像内容 | マリ共和国はサハラ砂漠の南西にある。この国の大半を占めるのはサヘルと呼ばれる乾燥地帯で、牧畜が主な産業である。雨期には川幅が100メートルにもなるニジェール川も、乾期に入ると動物が歩いて渡れるくらいになる。遊牧民にも動物にも欠かせない水は地下水、井戸水だけとなる。しかし、大旱魃の時は、深さ30~50メートルくらいまでの井戸は、すべて涸れてしまう。砂漠になった草原には牛や羊の白骨が風に吹かれている。深さ100メートルくらいのところを流れる地下水に達する井戸は、人力だけでは掘れない。 マリ政府は、本格的な深井戸の建設を国家開発計画の優先項目とし、日本にその協力を要請してきた。調査地区には、過去に50本もの井戸が外国の援助によって掘られたが、その殆どが壊れ、僅かに3本だけが使われていた。どんなに素晴らしい援助でも、その土地の人々がそれを使いこなし、維持管理していく体制ができなければ、 いつか砂漠の残骸になってしまう。真に長続きする技術協力をめざして、日本の調査団は様々な試行錯誤と工夫の末に、遂に深井戸の建設に成功する。深井戸から汲み上げられる水は、遊牧民や動物たちにとって、まさに生命(いのち)の水である。人々の生活に直結し、自立、発展を促す技術協力とは何かを映画は問いかける。 |
地域情報 | マリ共和国 |
スタッフ | 製作:村山英世 脚本:花﨑哲 演出:村山正実 撮影:北川英雄 撮影助手:山屋恵司 音楽:長沢勝俊 録音:伊藤亨 解説:山本學 |
受賞歴 | 文部省選定 1984年教育映像祭優秀作品賞 第26回科学技術映画祭科学技術庁長官賞 第23回日本産業映画・ビデオコンクール日本産業映画ビデオ賞 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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フィルム原版 | 16mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |