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作品No | sa-00280 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 暮らしの中のダニ |
フリガナ | クラシノナカノダニ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 中外製薬株式会社 |
製作年 | 1988年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 30分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 科学・ぜんそく・住宅環境・記録 |
シノプシス | 小児喘息の原因の90パーセントは室内のダニだといわれる。高温多湿の日本で、 最近の住宅は温度を逃さない工夫と共に湿気も室内に閉じこめてしまった。地上に数万種類以上といわれるダニだが本当の姿はほとんど知られていない。そのダニの生態を初めて明らかにした。 |
映像内容 | 住居の塵を集めて調べるみると、移しい数のダニがみつかる。その90パーセントまでが ヒョウヒダニである。このダニは刺すことはないが人のあかやフケ、食物のカスなどを好んで食べる。ケナガコナダニは水分を含んだ畳の中で畳の髄やカビを食べて繁殖する。 戦後、鉄筋コンクリート造りの住宅団地の畳から白い粉を吹いたようにダニの大群が出てくる事件が多発した。イエダニは昔、ネズミが走り回る天井から落ちてきてヒトを刺した。また、チョコレー トや七味唐辛子の中から見つかったこともある。これらのダニを捕まえて食べるのがツメダニである。ツメダニは人を刺すともいわれているが、「ダニに刺された」と皮膚科にやってくる人たちの99パーセントは、ダニに剌されたのではない。ダニ・ノイローゼが増えているのも最近の特徴といえる。現在の生活の中では、様々な条件がダニの大量発生を促している。昔からの風通しのいい家が減り、新建材で家を密閉する冬型のすまいが増えてきた。それに夫婦共働きや長期旅行等で家を閉めきったり、掃除をおろそかにすることがダニの発生を招く。ダニの予防には、室内を清潔にし、風通しを良くしてダニが繁殖しないような環境作りが大切である。 01:00:22:04 - 01:01:00:20 東毛病院 小児喘息の子供の診察 01:01:00:20 - 01:01:40:15 種々のテスト ELISAを使った検査 01:01:40:15 - 01:02:10:09 ダニの異常発生 他 01:02:10:09 - 01:03:10:17 高層住宅が建ち並ぶ 01:03:10:17 - 01:04:00:21 掃除機のゴミを集める 01:04:00:21 - 01:04:45:10 そのゴミを顕微鏡で見る 01:04:45:10 - 01:10:49:25 ヒョウダニ 交尾、産卵、孵化、脱皮 01:10:49:25 - 01:12:49:07 ケナガコナダニ 畳のヘリにはいまわる 01:12:49:07 - 01:15:20:01 カビや畳のズイを食べる 01:15:20:01 - 01:18:35:11 ツメダニ ヒョウダニやケナガコナダニを食べる 01:18:35:11 - 01:20:06:05 畳の縁に産卵 30~40個 01:20:06:05 - 01:20:42:09 肌を刺す 01:20:42:09 - 01:22:08:06 皮膚科診療 ダニノイローゼ 01:22:08:06 - 01:22:41:10 外景 座敷、いろり 01:22:41:10 - 01:23:09:11 高層住宅工事現場 サッシ取付け 01:23:09:11 - 01:23:42:15 一戸建 工事現場 窓のサッシ 01:23:42:15 - 01:25:22:19 布団干し、畳干し 駆虫剤 01:25:22:19 - 01:26:38:14 通風良くする家具の配置変え 01:26:38:14 - 01:28:49:02 布団の丸洗い |
地域情報 | |
スタッフ | 製作:村山英治/村山英世 脚本・演出:土屋信篤 撮影:西山東男/三室清文 照明:重田清三 音楽:山崎宏 解説:伊藤惣一 |
受賞歴 | 文部省選定 厚生省推薦 科学技術庁推奨 第29回科学技術映画祭科学技術庁長官賞 第26回日本産業映画・ビデオコンクール奨励賞 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 監修 東京大学名誉教授・厚生省〈ダニ問題研究会〉 座長 佐々 學 指導 東京医科歯科大学医学部皮膚科 大滝倫子 群馬県立がんセンター東毛病院小児科 舘野幸司 (財)日本環境衛生センター生物部 田中生男 東京女子医科大学寄生虫学 松本克彦 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 16mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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素材提供 | お問い合わせください |
公開動画 |