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作品No sa-00303 
ジャンル 短編 
作品タイトル くらしを衣裳で残す  水島家の明治・大正・昭和 
フリガナ クラシヲイショウデノコス 
製作会社 桜映画社
スポンサー 水島衣装雑貨資料研究室 
製作年 1989年 
分数 22分 
カラー 
言語 日本語版 
カテゴリー 文化・美術・歴史・家庭科・人物歴史・明治・大正・昭和・記録 
シノプシス 水島家三代に渡って受け継がれてきた着物や小物など貴重な品々をを通して明治・大正・昭和と激動を生きた女性の歴史を描いている。 
映像内容 マンションの一室には、部屋部屋に膨大な衣裳が集められている。これら は、明治・大正・昭和を生きた一人の女性、水島千代の遺品である。衣裳だけでなく、様々な生活用品がほぼ完璧に近い形で残されていて、比較的近い時代の貴重な資料となっている。
 主人公 、水島千代は大阪・船場を心の故郷しとて、昭和11年、東京で結婚する。以来、東京をついのすみかとして、昭和61年、75歳の生涯を閉じた。千代は1人娘で、その母、阿以も1人娘、そして千代の祖母、琴もまた養女ではあるが1人娘であった。3代の女系家族の使用した衣裳と生活雑貨の数々が遺された。
 かつて衣裳は女性の命であり、財産であった。嫁ぐとき、千代は父親から一生着るだけの衣裳と生活用具を持たされた。その目録が残っている。母、祖母の鮫小紋の衣裳は、一見地味ながら近づいてみると息をのむ細かい手わざで、裏地は一転して華やかである。明治の商人の生活と好みを窺わせる。そして、大正ロマンチシズムの色濃い千代の娘時代のアールヌーボー調の大胆な柄の衣裳へと変遷が窺われる。また染料や布の素材も天然の物から化学染料へと変わっていくこともわかる。そうした衣裳を通して、時代の移り変わりとそこに生きた女性の生活の息遣いの一端をたどることができる。 
地域情報  
スタッフ 製作:村山和雄/福間順子
脚本:大島善助/福間順子
演出:大島善助/原村政樹
撮影:村山和雄/木村光男
照明:水村富雄
音楽:角田敦
解説: 杉田郁子
 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報 協力 
共立女子大学教授 北村哲郎
小宮康孝 香村菊雄 林 千恵子 
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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