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作品No sa-00315 
ジャンル 短編 
作品タイトル 秩父の夜祭り 山波の音が聞こえる
The Night Festival of Chichibu 
フリガナ チチブノヨマツリ ヤマナミノオトガキコエル 
製作会社 桜映画社
スポンサー 財団法人ポーラ伝統文化振興財団 
製作年 1990年 
分数 34分 
カラー 
言語 日本語版 
カテゴリー 芸能・花祭り・年中行事・記録 
シノプシス 秩父盆地には、近代化の波と風化を免れた様々な行事や祭りが今日まで残されてきた。これらの祭りは、深い信仰に根ざしたものから、江戸の文化を色濃く残したものまで、どれも盆地で暮らす人々の日々の平安と幸福への願いが表れている。なかでも、国の重要民俗文化財に指定されている夜祭りは、1年の行事の総てを結集した秩父最大の祭りである。秩父盆地に残されている様々な祭りや行事を訪ね、最後に夜祭りを通して、人々の生活に根づいた祭りの意味を考え、そこに生きる民俗の心を探っていく。 
映像内容 秩父の村々は、盆地の深い鉢のような斜面に点々とあるが、今でも養蚕に関係の深い小さな祭りや行事がたくさん残っている。人々が五穀の豊穣を願い、日々の平安と幸福を祈った小正月の粥占いや繭玉の行事、山の子供たちによる花祭り、夏の虫送りや、秋の獅子舞い等が今も行なわれている。
 江戸時代には、大勢の巡礼たちがこの盆地に文化を持ち込んだが、江戸と秩父の関係をより深くしたのは絹織物であった。秩父市の背後に聳える武甲山と深い関係にある秩父神社では、古くから冬には養蚕の収穫を祝う夜祭りが行なわれていた。
 12月2日、3日に行なわれる「秩父夜祭り」は、秩父盆地最大の祭りである。特に、3日の夜の秩父神社からお旅所までの巡行は圧巻である。引き綱の揉み合いの中で揃いの印半纏を着て屋台の網を引く曳き子たち、勇壮にはやす4人の囃子や、屋台ばやしを交替で勤める囃方、拍子木を打って屋台の操作や巡行を合図する町内の行司たちなど、太鼓の力強いリズムと共に、夜祭りの興奮を一層高めていく。秩父おろしの底冷えのする中、大地に響く屋台ばやしの音は底知れぬ魅力があって、見る人をいつまでも飽かせない。

秩父の山々
紅葉の荒川の源流
秩父市と武甲山
秩父神社
巡礼
石仏
山の集落(耕地)
村の神社
雪の桑畠、養蚕農家 マユ玉づくり
札所の桜、十三仏と桜
山を行く子供 鯉のぼり
家の軒に藤を飾る
花御堂を飾る子供達
花をまきながら行く行列
養蚕
小さなお宮
虫送りの神事
早朝の村落
獅子舞い行事
札所の額
薬師堂の額
農村歌舞伎
龍勢(ロケット)が上がる
 
秩父市街
神馬が来る
奉納されたまゆ玉
大寄り合い
囃し子の任命
屋台収蔵庫が開かれる
道具の点検 整備
太鼓の練習
歌舞伎の練習
曳き踊りの稽古
屋台の組み立て
神社に集った鉾
水ごりする若者
町を行く屋台
屋台が舞台に早変わり
舞台芝居 見物の人たち
夜の街の屋台行列
引網のもみあい
太鼓が激しく打たれる
無数に打ち上げられる花火
武甲山から夜の星 輝く北斗七星
 
地域情報  
スタッフ 製作:村山和雄
脚本・演出:村山正実  
撮影:村山和雄/山屋恵司
応援撮影:西山東男/山崎堯也
音楽:長沢勝俊
照明:本橋俊男
編集:沼崎梅子
写真提供:清水武甲
語り:長岡輝子
 
受賞歴 文部省選定
日本映画ペンクラブ推薦
1990年教育映画祭優秀作品賞
第34回日本紹介映画・ビデオコンクール金賞・外務大臣賞
 
画面サイズ  
備考・関連情報 監修 文化庁主任文化財調査官 高橋秀雄

撮影協力
埼玉県秩父市/秩父市教育委員会/秩父観光協会/小鹿野町/吉田町/皆野町/ 秩父盆地の人々 他
 
参考画像
 
フィルム原版 35mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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