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作品No sa-00322 
ジャンル 短編 
作品タイトル 母たち  
フリガナ ハハタチ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 自主 
製作年 1990年 
分数 54分 
カラー 
言語 日本語版・英語版 
カテゴリー 中学・高校・地理・社会・国際協力・記録 
シノプシス 発展途上国の南の国々を訪ね、まだ貧しいけれども子供たちの幸せと健康を願い、懸命に働く中から目覚め、自立を目指す母たちの姿を描いて女性の力の開発を訴える。 
映像内容 私たちには近くて遠い国々、それぞれに民族も文化も異なる大地に生きる母たちを訪ねてみた。
 はじめに訪れたのは、インドネシアのジャワ島中部の農村で、村の朝市で、40歳で9人の子持ちだという母に出会う。その家庭を訪ねてみた。子供たちも皆両親を助けてよく働いている。貧しくて働かなければならない母たちの悩みは、休む間もなく子供ができてしまうことだ。こうして序章は核心に入り、最後に和気あいあいたる場面、村で初めての女たちだけの賑やかな集いになる。
 この穏やかな序章から、第2章、第3章と烈しい展開になる。富める北から近代産業が押し寄せている南の国々では、都市のスラムは年々ふくれ上がり、その数は1000 以上にものぽるといわれる。そんなスラムの生活から立ち上がって、たくましく生きるフィリピンの母たちの中から、補助医としての教育をうけ、村に帰って村人の医療に献身する1人の助産婦の感動的な姿を描く。
 ついでアジアで最も貧しい国、バングラデシュの農村で、結婚に破れ、子連れで実家に帰された女性が幸い近くにあった民間の医療施設 に付属する小さな職業訓練所で自分の手でモノを作る喜ぴと、これが暮らしをささえる力になることを知り、同じような困難な境遇にある貧しい村の女たちを説得して、厳しい男女差別と闘って村に女たちの仕事場をつくる。
 そして終章は、メキシコの無医村で13人の陽気な母たちが家族の健康を守ろうと、ボランティアの医学生を迎える小さな診療所を自力で築きあげる過程を描いた明るい物語で幕を閉じる。
どこ の国を訪ねても母たちの心はみな同じだ。子供たちを丈夫に育てたいと願い、少しでも暮らしを楽にしたいと一生懸命働いている。大切なのはこうした自助努力を辛抱強く支えることだ。
 
地域情報  
スタッフ 製作:利光久輝
企画・構成:村山英治
編集:沼崎梅子
音楽:杉田一夫
解説:幸田弘子
 
受賞歴 文部省選定 
画面サイズ  
備考・関連情報 協力 財団法人家族計画国際協力財団 
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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