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作品No sa-00324 
ジャンル 短編 
作品タイトル 形と機能 PC卵形消化槽 
フリガナ カタチトキノウ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 大成建設株式会社 
製作年 1990年 
分数 20分 
カラー 
言語 日本語版 
カテゴリー 科学・汚水処理・環境・記録 
シノプシス 卵の形、それは汚泥の処理を効果的に進めるのに最も適した消化タンクの形であった。
 下水を浄化すると、汚泥と呼ばれる大量の汚濁物質が分離される。これの処理が大きな社会問題になっている。汚泥を、嫌気性細菌 (メタン菌)の力を利用して分解、処理する方法がある。これを消化という。この消化によって、汚泥の総量を2分の1に減らすことができる。この映画では、汚泥処理についてわかりやすく解説し、最も合理的な形の消化槽—PC卵形消化槽を紹介する。 
映像内容 汚泥を処理する施設として、日本では以前から円筒形の消化槽が使われている。しかし、この消化槽には上部にスカム(固形物や処理 しきれない有機物)が発生したり、下部に砂が堆積したりすることによって、消化槽としての機能が低下するという問題点が残されていた。そこで、この問題を解決し、より機能的で、効率的に汚泥を消化できる施設として、卵の形の消化槽―PC卵形消化槽の導入が始められている。
 PC卵形消化槽は、PC鋼材を外周に配置して、コンクリートの壁を締め付けることによって外壁を薄くでき、地震にも対応できるように設計されている。さらに、実際に卵形消化槽の建設が進められている現場での工程を追いながら、処理された汚泥の再利用なども含めて新しい消化槽の利点を解説していく。

下水浄化センター全景
下水が浄化されるまでの過程
沈澱池で分離された汚泥
大腸菌
産業廃棄物処理場
嫌気性消化槽
消化前、消化後、汚泥の比較 
メタン菌(嫌気性細菌)
シリンダーの実験(メタンガス実験)
メタン菌の増殖
メタン菌の蛍光発色
シリンダー内のメタンガス発生
円筒形消化槽 外景
スカム除去作業
砂の清掃作業
スカムの発生、砂の堆積で容積が減っていく
攪拌実験
大成土木設計室 設計図を書く
PC鋼材配置のディスプレー
動的解析
京都府洛南浄化センター
コンクリート打設
PC鋼材緊張
側壁工
型枠設置のための測量
タイル製作
外壁PCの取り付け
松本市宮渕浄化センター
タンク頂部 回転するドラフトチューブ
スカムのない液面
卵形消化槽とガスタンク
温度測定
PC卵形消化槽 外景
 
地域情報  
スタッフ 製作:村山英世
脚本・演出:原村政樹
撮影:山屋恵司
照明:本橋俊男
編集:沼崎梅子
選曲:山崎 宏
解説:湯浅真由美
 
受賞歴 科学技術庁推奨
第29回日本産業映画祭奨励賞
 
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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