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作品No | sa-01018 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 海の恋人たち |
フリガナ | ウミノコイビトタチ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 全日本海員組合 |
製作年 | 1959年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 63分 |
色 | 白黒 |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 遠洋航海・貨物船乗組員・家族・劇 |
シノプシス | 海に働く男たちの劇映画は、酒、女、港町での暴力などがつきもので、健康で明るい海員の姿を描いたものは少ない。海に働く男たちの日常の姿を誇張なく描いたところに、この作品の新しさがあった。木村監督は、シナリオ執筆に先立って約半年を海員たちと生活を共にし、海員とその家族との書簡集『愛よ波を越えよ』と『航海記』を基礎に18万の海員と、家族50万の声に応えようとしてこの映画を作った。 |
映像内容 | 貨物船N丸は遠洋航路3カ月の旅を終えて、嵐の中を日本へと近づいていた。船員たちは皆、陸で待つ妻や恋人の姿を心に描いていた。だがN丸は嵐に流され、急きょ停泊予定を横浜港から名古屋港に変更した。その頃、山口の妻とよ子は東北本線の夜汽車で横浜へと向かっていた。横浜港でとよ子はN丸が名古屋港に入ったことを知り茫然とする。だが、夫に会いたいという情熱が彼女を名古屋へと走らせた。すでに名古屋港に投錨したN丸では、山口がとよ子を案じていた。機関士の鈴木は19歳。恋人和江の待つ名古屋は彼の郷里だ。タラップをおりると和江の姿があった。母や祖母にも会いたい。鈴木は和江を待たせて我が家へと走り、また彼女の元へ。とよ子は、またしても間に合わず、疲れた体で、再び夜汽車の人となる。横浜港の埠頭では、大勢の家族が出迎えていた。そこには、やっとたどりついたとよ子も小沢機関士の妻と6つになる息子もいた。とよ子は山口への思いで一杯になった。 上陸して、大勢の男たちは束の間の逢瀬を精一杯生きる。高松甲板長も小沢機関士も家族と久しぶりの時を過ごす。山口ととよ子夫婦も恋人同士のように愛し合い、幸福を感じて未来に希望をもつ。2日間は瞬く間にすぎ、N丸は太平洋の荒波に旅立っていった。 |
地域情報 | |
スタッフ | 製作:村山英治/大西雅夫 脚本・演出:木村荘十二 撮影:木塚誠一 音楽:岡田和夫 |
受賞歴 | 文部省選定 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 後援・協力:全日本海員組合・日本船主協会 出演 山口操舵手:塚本信夫 山口とよ子:筑紫あけみ 小沢一等機関士:内藤武敏 小沢菊枝:阿部寿美子 高松甲板長:松本染升 高松節子:桜井良子 鈴木機関士:仲村秀生 長谷川和江:中村 歌 村山船長:坂本 武 渡辺通信長:野々村 潔 本社の部長:永井智雄 本社の課長:稲葉義男 鈴木のぶ:飯田蝶子 「ミナト」のマダム:水戸光子 他 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |