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作品No iw-01073 
ジャンル 短編 
作品タイトル 真管式基礎工法 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 鹿島建設株式会社 
製作年 1957年 
分数 14分 
カラー 
言語 日本語版 
カテゴリー 土木・建設 
シノプシス ビル建築の第一段階として、ビルの重量を支える強力な基礎をつくる地盤工事があるが、この映画は、鹿島建設が開発し特許をもつ「真管式基礎工法」を、三井内外ビルの基礎工事の映像と、随所に挿入した説明図(アニメ)で、工法の内容と手順を紹介している。
地下の硬い地盤まで達する基礎柱(コンクリート製)を土中に数多く設置するための工法だが、作業はまだ人力による部分が多い。 
映像内容 タイトル「特許 真管式基礎工法 1957年」
三井内外ビルの基礎工事現場

地盤の土質をチェック
  真管(しんかん 直径150ミリ)を地面に立て、鉛直に差し込む
  真管内部に土揚管(どあげかん)を入れ、地下の硬い地盤まで挿入
  土揚管を引き抜き、土質をチェック

硬い地盤に達するまで「空洞の井筒」を組む
  円形シールドの組立て シールド内部の土を掘削 シールドを土中に圧入 
  シールド内側に型枠板を取付け、その内側に鋼鉄製リング取り付け
  型枠を残し、シールド枠のみをさらに下の土中に圧入 
  シールド内側の土を掘下げ、型枠設置(継ぎ足し)とシ-ルド枠圧入を
  硬い地盤に達するまで繰り返す
  直径2メートル長さ21メートルの円筒形の井筒(空洞)が土中に完成
  真管、荷重管、シ-ルドを分解し外に引き上げ
  井筒の底の下の土を掘り出す(井筒直径より広く土をきり拡げ)
  井筒の底に縄梯子で係員が降り底部の状態を計測

基礎柱をつくる(空洞の井筒内にコンクリート打込み)
 井筒の底(きり広げ部分)に打込んだあと
 その上部の井筒の型枠を順次はずし、井筒あとの空洞にコンクリ-ト打込み

全基礎柱の上部を覆う基礎スラブ(コンクリート製)設置
 基礎柱の上に鉄筋組み込み コンクリート打込み

基礎スラブの上に、ビル鉄骨を組立て

真管式基礎工法により建設された建造物
 九州電力相浦火力発電所 福岡東邦生命ビル 大和証券ビル  
 合同庁舎第1号館 

東京中心部のビル街(俯瞰 昭和31年頃)
 丸の内と東京駅、背後に八重洲
                以上
(データ作成:中村光一) 
地域情報  
スタッフ 制作:吉野馨治 監督:各務洋一 脚本:各務洋一 撮影:富沢昌一 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
 
フィルム原版 35mmネガ 
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
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公開動画  
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