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| 作品No | iw-01077 |
| ジャンル | 短編 |
| 作品タイトル | 五十里ダム |
| フリガナ | |
| 製作会社 | 岩波映画製作所 |
| スポンサー | 鹿島建設株式会社 |
| 製作年 | 1956年 |
| 月 | - |
| 日 | - |
| 分数 | 30分 |
| 色 | カラー |
| 言語 | 日本語版 |
| カテゴリー | 土木・建設・ダム・地域・自然 |
| シノプシス | 利根川水系鬼怒川の支流男鹿川（オジカガワ）に１９５６年（昭和３１年）に完成した、五十里（イカリ）ダム（重力式コンクリートダム）の建設記録。場所は栃木県塩谷郡藤原町（現・日光市）の日光国立公園内にあり、施工は鹿島建設、管轄は国土交通省関東地方整備局。 利根川水系で最初の大規模ダムで、洪水調節を主目的に、発電や灌漑を兼ねた多目的ダムとして建設された。完成当時はダム本体の高さが日本一だった。（高さ１１２メートル、長さ２５７メートル） その後に完成した川治ダム、川俣ダム、湯西川ダムとともに鬼怒川上流ダム群を形成する。 男鹿川には１６８３年(天和３年）の日光大地震の山崩れで天然の堰堤ができ湖が出現し、江戸から５０里の距離にあることから五十里湖とよばれていたが、４０年後に決壊して洪水を引き起こし湖は姿を消した。男鹿川の洪水調節用ダム計画は、大正末期以来現在のダム本体の２キロ上流に２回計画され、昭和６年と昭和１６年に着手しているが、多数の断層の存在や、戦争のため断念されていた。戦後、建設省の発足後に再検討され、岩盤がより堅固な現在地点に建設されることになった。 着手は１９５０年（昭和２５年）７月、竣工は１９５６年（昭和３１年）８月、発電所は昭和１９５６年に完成した１万６０００キロワットの栃木県営川治第一発電所、できた人口湖は五十里湖（イカリコ）と名付けられた。 |
| 映像内容 | タイトル「五十里（いかり）ダム」 完成が近いダム本体（昭和３０年１１月） 同空撮 現場みとり図、計画概要図 ダム本体工事の経年変化写真（昭和２８年７月～３０年１１月） ダム本体断面図（洪水調節の説明図） 水門、コンジットパイプ、フラットゲートの位置 ダム本体 コンジットパイプの入口（格子状の障害物除去スクリーン） コンジットパイプ空洞の内部 監査廊内部 骨材（砂利、砂）とセメントの調達輸送経路図 骨材から生コンまで 西川骨材採取場 骨材がダンプトラックの荷台から流れ落ち、ベルトコンベアーで移動 骨材ふるいわけプラント トロッコやバケットを押す村の婦人たち（和装にもんぺ姿） 索道のバケットで骨材移動 機械で大きさ別にふるい分け バッチャープラント（骨材とセメントを混合しコンクリート製造） 運搬車やケーブルクレーンでダム本体へ生コン搬送 ダム本体のコンクリート打設 バイブレーターで締め固める作業員たち 仮排水路の締切り（昭和３０年１１月） 水流を堤内バイパスへ切り替え 水没予定地 海跡（うみあと）集落 五十里（いかり）集落 並ぶ石仏 草葺きの廃屋 雪をかぶった集落 旧ダム計画地付近に完成した海尻鉄橋（昭和３１年） 川治第一発電所（栃木県営） ほぼ完成した外観（昭和３１年春） 湛水開始（昭和３１年４月２２日） 徐々に降りるフラップゲート ダムからの水流が止まる 現場で祝杯をあげる関係者たち 湖面 湖畔のヤシオツツジ 水没しはじめる旧会津西街道 完成した川治第一発電所（昭和３１年５月２５日から送電開始） 建物 操作室 発電機 ダムのコンジットパイプからの放水テスト 仕上げ段階のダム工事 最期のコンクリート打込み（昭和３１年６月１５日） 索道バケットから生コンを出す バイブレーターを操作する作業員 ゲートの塗装 副堰堤工事 基礎を掘削、水洗 クリート打込み工事 竣工式（昭和３１年８月２９日） 祝辞など 馬場元治建設大臣 小川喜一栃木県知事ほか 鹿島建設へ感謝状贈呈 列席者全員でばんざい 湖面をゆくモーターボート 堰堤頂上部の通路（俯瞰） 慰霊碑 堰堤 五十里湖（イカリコ） 半ば水没した五十里（イカリ）集落 堰堤を流下する水の帯 山に囲まれたダムと湖（空撮） 以上 （データ作成：中村光一） |
| 地域情報 | 栃木県五十里 |
| スタッフ | 制作：吉野馨治 監督：岩佐氏寿 脚本：岩佐氏寿 撮影：岩波撮影部 |
| 受賞歴 | |
| 画面サイズ | |
| 備考・関連情報 | |
| 参考画像 |
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| フィルム原版 | 35mmネガ |
| ライブラリー窓口会社 | 記録映画保存センター |
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| 公開動画 |