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作品No | iw-01219 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | ワイドフランジ-へどろに建つ製鉄所- |
フリガナ | ワイドフランジ-ヘドロニタツセイテツジョ- |
製作会社 | 岩波映画製作所 |
スポンサー | 新日本製鉄株式会社 |
製作年 | 1962年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 55分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 産業・製鉄・環境 |
シノプシス | へどろ、有機質を含んだどろどろの粘土。こんな地帯に製鉄所が建設されようとしている。軟弱な地盤との戦い、基礎杭の打込み、建屋の建設、大型設備の搬入設置を経て、ワイドフランジ(エッジ形鋼)を生産する八幡製鐵堺製鉄所大形工場は、昭和37年本格的な稼働に入った。その建設工事の様子を記録する。 |
映像内容 | ヘドロ地帯 真っ赤なワイドフランジが走る イラスト:建設予定の製鉄所 堺の古い町並み(鉄砲鍛冶屋敷町跡、打物所など) 港 船、遠景 CG:大阪南港臨海工業地帯、堺臨海工業地帯、泉北臨海工業地帯 空撮:大阪市 ビル群、幹線道路 空撮:臨海工業地帯・2区埋立地 ヘドロ地帯 CG:大阪、堺付近地形の変遷・地層の断面 敷地(ヘドロ地帯)の土質調査(昭和32年~) ボーリングにより地層のサンプルをとる 大阪市大土質研究室でのサンプル分析(粒度分析、含水比試験、塑性の限界、圧縮試験、圧密試験など) 地層図を作る(WF工場地層縦断面図) CG:地層縦断面図 埠頭をあらう高潮 CG:潮の高さ(室戸台風、ジェーン台風時) CG:敷地の嵩上げの方法 CG:製鉄所の建設工程 現場事務所の建設 スクラップ船の解体作業、民家の移転 表面のヘドロを2m削り、中央水路に捨てる ヘドロの流体輸送 丘陵地帯の山土をダンプで運び、ヘドロの上に盛り土する ヘドロが水路に放出される 空撮:水路の一部が埋め立てられている(昭和35年春) CG:第2区南北両地区にまたがる大形工場の建設予定地 地下水を抜く 深礎工法の穴が掘られる 深礎工法の地耐力試験 鋼管パイルを打ち込み支持力試験を行う コンクリートパイルのテスト 基礎杭の打ち込み(昭和35年2月) 総数6537本の杭(鋼管パイル、エッジパイル、コンクリートパイル、深礎杭)の打ち込み CG:基礎杭の打ち込み(断面図) 基礎杭の溶接 立ち並ぶ各種基礎杭 空撮:敷地 コンクリートミキサー車が行き交う 深礎坑のコンクリート打ち込み 圧延機の基礎工事(深礎坑68本) 基礎杭の上にコンクリートの基礎が形作られる 鋼材置き場(俯瞰) 昭和35年8月、鉄骨の組み立てが始まる 空撮:大形工場の建屋の一部が出来上がっている 製品岸壁などの工事も始まっている 5隻の浚渫船が浚渫と埋め立てを行っている 空撮:大形工場建家の外観が完成(昭和36年4月) 大形工場の内部 機械を据え付けるための基準点を定める 機械を設置する土台が作られる 圧延ラインのローラーテーブル 神戸港に圧延機の各種部品が到着した(昭和36年8月) 部品を搭載した艀が堺へ向かう トレーラーがスタンドを大形工場へ運ぶ 大形工場 圧延機の設置、芯出し作業 CG:大形工場内設備の配置図 加熱炉内部 粗圧延機 中間圧延機(ユニバーサルミル エッジャーミル) 仕上げ圧延機 熱かん鋸断機 冷却床 ローラー矯正機 電気室(メーター、配電盤、ミルモーター) 建家外装 変電所 戻り水処理設備、排水の調整池 大形工場外観 製品岸壁、製品倉庫、 工場の周囲を取り巻く道路 (回想)ヘドロ地帯、造成工事、長雨、第2室戸台風 大形工場稼働の打ち合わせ 「八幡製鐵株式会社堺建設本部 W.F工場加熱炉火入式」 加熱炉に火が入る 内部の炎 八幡製鉄所から運ばれた鋼片がキャリアで工場に運ばれる 鋼片が加熱炉に投入される 加熱炉を出た鋼片は、荒圧延機で往復圧延される 鋼片は中間圧延機へ CG:中間圧延機の仕組み 真っ赤な鋼片が走る(アップ)、計器 さらに仕上げ圧延機へ 鋼片が切断されH型鋼ワイドフランジが誕生した H型断面 矯正機で製品の精度を上げる 製品ラベルが貼られる ワイドフランジの需要(基礎杭、トンネルの支保工など) 大形工場内部俯瞰 ワイドフランジ トラックが資材を運ぶ 工事俯瞰 岸壁主観移動 空撮:大形工場、製鉄所 (データ作成:石井香奈江) |
地域情報 | |
スタッフ | 制作:吉野馨治/坊野貞男 監督:田中実 脚本:伊勢長之助 撮影:藤瀬季彦 |
受賞歴 | |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mmネガ |
ライブラリー窓口会社 | 記録映画保存センター |
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素材提供 | お問い合わせください |
公開動画 |