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作品No iw-01515 
ジャンル 短編 
作品タイトル 山のまつり-遠山地方の霜月祭- 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 長野県、長野県下伊那郡上村(カミムラ)
(現)長野県教育委員会 
製作年 1955年 
分数 21分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 記録映画・文化財映画・国指定文化財・重要無形民俗文化財・祭礼・神事・山村風俗 
シノプシス 長野県南部の山合い遠山地方(トオヤマ)に古くから伝わる霜月祭(湯立神楽)を1954年(昭和29年)に撮影。厳冬期の夜、燃えたぎる熱湯を使って行う迫力ある「湯立て」の神事が祭りの中心で、標高千五百米超~三千米近くの山々に囲まれた山ひだで暮らす人々が年に一度神々と出会う場である急傾斜地の畑仕事や山林伐採など厳しい日々の暮らしの中で、人々のエネルギーが夜どおし燃え上がる祭りの様子が克明に描かれている。 遠山地方は、西の伊那山地と東の赤石山脈(南アルプス)の間を縫う細長いV字形の峡谷にある旧上村(カミムラ)と旧南信濃村で、ともに2005年合併により飯田市の一部となった。祭りは、南アルプスが雪を戴き始める旧暦11月(霜月)だが、2010年現在は12月に遠山郷の9~10の神社ごとに日を違えて行われている。伝来した神楽に、元和年間にこの地で滅びた遠山土佐守一族の霊を鎮める鎮魂の儀式があとから加えられたといわれ、1979年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。祭りの様式は神社により特徴や違いがあるが、撮影されているのは上村の中心集落、上町(カミマチ)の霜月祭。

<参考> 文化庁文化財データベースの解説文
この神楽は、祭場の土間にかまどを築いて湯釜を乗せ、湯の上飾をつけ、そのまわりで湯立、祈祷を行ない、さらには「火の王」「水の王」「天伯【てんぱく】」などの神面をつけた舞が厳粛な雰囲気を保ちながらもにぎやかに行なわれる。三河・信濃・遠江地方の山境に分布伝承されてきた湯立を中心とする霜月神楽の一典型であり、古来の民間信仰及び神事芸能の姿を伝える貴重なものである。 
映像内容 タイトル0:00 信州伊那の谷(木曽山脈から伊那山脈 南アルプスへパン0:39 雪を頂く南アルプス1:00) 山間の深い谷にある集落1:15) 集落を行く子供1:13 山道1:37 山道を行く子供たち1:49 谷間の集落(深い谷1:54 坂道を行く子供たち2:10 分校(小学校)2:46 中学生の列2:53 中学校のある集落3:13 山村の家々3:16 荷を運ぶ馬3:23 薪を背負う人 臼小屋(全景3:39 鹿おどし3:49 臼と杵3:57) 麦まき作業4:06(傾斜のきつい畑 這っている人 畑を耕す人) 畑のロング4:36 赤ん坊を背負って耕す女性4:42 こんにゃく玉4:54 干しわら5:03 木材の伐採作業5:09 雲の架かる山並み5:27 大豆のさや取り作業5:31(老人) あわの脱穀5:56(足で踏み潰すおばあさん) 酒瓶の山6:15 酒瓶から水場で野菜を洗う女性たちへ6:20 大掃除6:45 子供を背負った少年6:56 
霜月祭7:05(提灯 練り歩く氏子たち7:11 棒ふり7:36 かまど7:56 着火 神著8:16 祝詞をあげる氏子たち8:54 煮えたぎるかまどの湯9:09 舞う氏子9:12 のぼり9:42 赤ん坊を抱いた母親9:51 母親と赤ん坊10:08 剣を持って舞う男性10:19 お囃子(太鼓と横笛)10:55 振り袖姿で舞う男性11:04 かまどの炎12:21 かまどの湯12:43 露店13:06 子供たち13:13 みそぎ13:27(ふんどし姿で川に入る氏子たち) 仮面をつけて踊る人たち13:52 獅子舞15:42 見学の子供たち15:55 かまど前での踊り15:58(天狗の面 煮えたぎる湯) 盛り上がる大勢の人たち16:48 天狗の舞18:00 消え始めるかまどの火18:27 森林労働者18:50(弁当を食べる人たち 雪の南アルプス 伐採作業 倒れる大木) 山深い谷間の集落19:37 山並みをパン19:46
 
地域情報 長野県上村 
スタッフ 制作:小口禎三 監督:岩佐氏寿 脚本:岩佐氏寿 撮影:瀬川順一 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
 
フィルム原版 16mmネガ 
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
試写 ○ 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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