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作品No iw-02689 
ジャンル 短編 
作品タイトル <日本発見シリーズ>長野県 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 自主制作 
製作年 1961年 
分数 29分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 地域紹介映画・農山村・農業共同化・養蚕・農村青年・精密工業・製糸業・製糸工場・自然災害 
シノプシス 昭和36年当時の長野県を産業を軸に紹介。まだ農山村に若者が多く、当時としては先端的だった農業経営(りんごの共同作業、機械を導入した酪農、養蚕の共同飼育場)、高冷地野菜の野辺山地方、国有林伐採で生きる村人や森林鉄道、漆器生産の紹介のほか、若い女性たちが働く諏訪地方の精密工業、観光の善光寺、この年長野県を襲った自然災害(6月の豪雨災害、台風18号で収穫が半減したりんご)などが取り上げられている。このころ(昭和30年代半ば)から高度経済成長による農山村からの若者流出が全国的に本格化するが、それでもまだ農業に夢をかける若者たちの取り組みが少なくなかった。 
映像内容 善光寺平
  千曲川沿いの水田地帯(空撮)、水田
  りんごの共同作業にとりくむ青年たち
    相談する青年達、スピードスプレアーで薬剤散布、
    共同選果場(木箱に箱詰め)
  台風18号でりんごに大被害
    新聞記事、落下したりんごの山、被害を語る農家、
  善光寺
    長野市ロング(ふかん)、本堂、
    お勤めに向う尼が「お数珠頂戴」
    (本堂前にひざまずく人たちの頭を数珠の房でなでる)
    団体観光客、門前町、お茶屋

北アルプス山麓地帯
  酪農の共同経営、
    話し合う青年達、ミルカー(搾乳機)で搾乳、
    トラクターを操作、牧草地で作業

八ヶ岳山麓、高原野菜の野辺山開拓地    
  小海線の野辺山駅、下車し開拓農家に通勤する婦人たち、
  白菜を収穫する開拓農家、木枠に収め縄で縛る
  村を去った開拓農家の荒れた農地
  冬の楽しみを語る開拓農家土屋夫妻、
  開拓農協のたくわん工場(大根を洗う女性たち)
  トラクターで畑を耕起、荷馬車で移動、

木曽谷の村
  蒸気機関車走る、宿場町の面影ある奈良井集落
  国有林で生きる王滝村
    森林鉄道で登校する子ら、森林、走る森林鉄道、 
    山にこもり働く村人たち、索道に吊るし丸太を運ぶ、
    トロッコに積む、野外で弁当を食べる男たち
    原木を輸送する森林鉄道、上松(アゲマツ)の原木集積場
    貨車輸送、   
  漆器の村(塩尻市平沢集落)
    土蔵の中で家内製造、漆を塗る、上塗り、街並み、
    作業する若者たち、

諏訪地方の精密工業
  出勤する従業員の群、諏訪湖と街並み(ふかん)、残る繭蔵、
  組み立て作業で働く女性工員たち、   
    カメラ工場、時計工場、オルゴール工場、
    バレーボルに興じる 

養蚕地帯の伊那谷
  天竜川沿いの集落、農家が共同経営で取り組む養蚕  
  桑の葉を収穫、蚕の共同飼育場 蚕に桑の葉を与える、
  組合製糸(農協の製糸工場)、機械の前で作業する女子工員、
  
集中豪雨(昭和36年6月)の被災地(中川村四徳 シトク)
  壊れた茅葺家屋、様子を語る村民、散乱する岩石、
  河原に犠牲者供養の卒塔婆、  
  小学校四徳分校(壁に残る水害の痕跡、野球をする子ら)、
  被災した田で稲刈り(手刈り)
                  (以上)

正味 28分06秒(00’01~28’07)

データ作成:中村光一 
地域情報 長野県・梓川 
スタッフ 制作:高村武次 監督:秋山矜一 脚本:吉原順平 撮影:奥村祐治 
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フィルム原版  
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
試写 ○ 
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