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作品No iw-02716 
ジャンル 短編 
作品タイトル <日本文化シリーズ・年輪の秘密・年輪の秘密>出雲かぐら 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 自主制作 
製作年 1959年 
分数 17分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 日本文化・神楽 
シノプシス 島根県大東町の山王寺集落に伝わる出雲かぐらは、出雲大社の例祭に奉納される。スサノオノミコトの大蛇退治を中心に、その伝統、構成、伝承方法等に迫る。 
映像内容 刀を抜いて舞う素戔嗚尊(スサノオノミコト)・神社幕「二重亀甲に大」・島根県大東町山王寺(宍道湖の南、中国山脈の麓)・彫刻刀でお面を彫る手元のアップ・
お面に筆で色をつける男性と傍の幼女・お囃子の太鼓を受け持つミシマヨシゾウさん(80歳)・畑で麦踏み中?・戸数約90、人口およそ400人のこの部落に出雲神楽が伝えられている・茅葺き屋根の農家の庭先・山中で煙の上がる炭焼き小屋・若い人にオロチ退治の殺陣を見せるミシマトモヨシさん(57歳)・ミシマケンイチさん(現在のオロチ)アップ・座敷でお囃子の練習をする人たち・猫を抱きながら拍子をとる学生服の子供・海潮(ウシオ)中学の子供神楽の練習風景・神々の争いを表す五行の段(会場は中学校の裁縫室、お囃子の後ろにトルソー)・お面の口と眉が動く様子・この物語は、かつて一つの文化圏であった出雲が、やがて大和に吸収されたことを物語るともいわれる・国を失った大国主命(オオクニヌシノミコト)のために天津神(アマツカミ)が作らせたという出雲大社・伊勢神宮とは異なった形式の社・毎年5月14日から3日間、出雲大社の例祭に山王寺部落の出雲神楽が奉納される・楽屋・紙垂(シデ)を作る様子・部落の人がこしらえた数々の面・稲田姫の面をつける若者・「ヤマタノオロチ」の始まり・稲田姫とアシナヅチ、テナヅチの登場・お囃子の人たち・スサノオノミコトが登場・オロチの物語は、山を崩し砂を流して砂鉄を取り鉄を作る者と、彼らの流す土砂のために田を荒らされる者との争いを示すともいわれている・スサノオノミコトがオロチを退治した肥の河の河上、鳥髪の地はつい最近までたたら小屋があり昔ながらの製鉄が行われていた・稲田姫はこうしたものに脅かされる水田の人格化とも考えられている・斐伊川、遠景・だが、山から流れ出し、川によって下流に運ばれた大量の砂は、長い年月のうちに宍道湖や中海の岸を埋め、豊かな平野を作り出してこの地方に古代の出雲文化を生む基盤となった・お囃子・観客の笑顔・酒の匂いに誘われてオロチが登場する場面・オロチの衣装は重さ30キロ、長い綿入れの尾を送り出す役の少年・ヤマタノオロチについては、鉄を作る人々の集団、山賊、盗賊、悪役人、人間の悪心、水神など、古来様々の説がある・小太鼓のミシマヨシゾウさん、大太鼓のミシマモサブロウさん共に日露戦争の出征兵士・スサノオがオロチを退治する場面・ミコトの振るうのは本当に斬れる刀・「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣つくる その八重垣を」・稲佐の浜・松江・宍道湖・八重垣神社(縁結びの神として結婚記念の写真が奉納されている)・紙の上にお金を乗せ、早く沈めば良縁が得られるという
鏡の池・鏡の池に紙に乗せたお金を浮かべる女性・沈んでいく紙とお金
 
地域情報 出雲 
スタッフ 制作:小口禎三 監督:土本典昭 脚本:羽仁進/犬伏英之/吉原順平 撮影:長野重一 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
フィルム原版 16mmネガ 
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
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公開動画  
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