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作品No iw-02720 
ジャンル 短編 
作品タイトル <日本文化シリーズ・年輪の秘密> No.23 浮世絵の復刻 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 自主制作 
製作年 1959年 
分数 17分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 日本文化・美術・浮世絵・日本美術・版画・木版・江戸・町人文化・和紙・名工・無形文化財 
シノプシス 広く海外にも知られ、日本の芸術や文化を代表する存在となっている浮世絵。その技術を現代に伝え残す人たちの様子を、浮世絵復刻の製作工程に即しながら、彼らの肉声も交えつつ、描いていく。 
映像内容 正味 00’00~17’30

タイトルなど
浮世絵を制作する人々の様子を描いた浮世絵(細部および全体)
現代の版元の家(アダチさん)
 摺った版画を提示しながら来客に対応をするアダチさん
 復刻版画のいくつかの例
摺師の仕事場(2階)
 摺り上がりに注文を出すアダチさん
 摺師の仕事の様子
 摺師のムラタさん
復刻版制作の過程(作品は喜多川歌麿の「南駅は印」)
 原画を写真に撮り、感光膜に美濃紙を貼る
 美濃紙を剥がし取り、墨を塗った版木に貼る
 美濃紙を取る(それを彫師に渡す)
彫師のオオクラさん(彫師として無形文化財に指定されている)
 輪郭の隅線を彫る
  目の部分を彫る(オオクラさんの発言あり)
  髪の毛の部分を彫る(オオクラさんの発言あり)
 総アイ:残りの面をさらう
  (経歴などについて、オオクラさんの発言あり)
 間透(アイスキ):彫った口をきれいにして仕上げる(オオクラさんの発言あり)
 墨板の完成
浮世絵版画の流れ
 師宣、春信、歌麿、広重、北斎など
版下絵を描くフナバシさん (再び、復刻版制作の過程)
 原画を模写し、色板の数だけの墨摺りに色を分ける
 この作品の場合4枚(①かんざしや唇、手拭いの模様②着物の柄③背景④髪の濃い黒の部分)
色板の作業をするオオクラさん
 下絵を版木に貼り付け、その表面だけを残して手でこすり取る
 彫る(オオクラさんの発言あり)
オオクラさんの元で働く3人の彫師
 (オオクラさんの発言あり)
彫り上げた版木の仕上がりを入念に調べるオオクラさん
浮世絵を摺る準備
 和紙には、ミョウバン(明礬)と膠を溶き合わせたを礬水(どうさ)を引いて、絵の具が染み込まないようにする
作業をする摺師のムラタさん
 版木に墨を塗る
 版木に紙を置き、馬連で和紙に顔料をきめ込む(ムラタさんの発言あり)
 手拭いの模様の部分の作業(ムラタさんの発言あり)
 絵の具の調合の様子(ムラタさんの発言あり)
 紙は、越前で特別につくられる生漉の奉書紙を使用
 最後に髪の毛を濃い墨で摺って仕上げる
 摺り上がったあと、顔を中心に全体の調和を調べる
摺師の仕事場の様子

データ作成:中村行志
 
地域情報  
スタッフ 制作:小口禎三 監督:秋山矜一 脚本:羽仁進/犬伏英之/吉原順平 撮影:今野敬一 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
フィルム原版 16mmネガ 
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
試写 ○ 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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