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作品No iw-02732 
ジャンル 短編 
作品タイトル <日本文化シリーズ・年輪の秘密>黒島の踊り 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 自主制作 
製作年 1959年 
分数 17分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 日本文化・踊り・伝統舞踊 
シノプシス 鹿児島県黒島の自然と、そこに永く受け継がれてきた様々な踊りを紹介する。また、島での生活をみつめつつ、踊りの中に盛り込まれた歴史をひもといていく。 
映像内容 目の前に桜島が大きくそびえる鹿児島の街・港から出港する「第二三幸丸」(ダイニミユキマル)、たくさんの見送りの人・行き先は九州の南端から50キロの海上に浮かぶ黒島・船上から小さな女の子を抱いて手を振る着物姿のお母さん・黒島行きの船は四日に1度・汽笛・伝馬船(テンマセン)・晴れた日には九州の山が見える距離なのに、交通が途絶えたため戦争が終わったのを3月も知らなかった・民謡・島の東側、小さな入江に沿う大里の部落・大里と西の海岸の片泊(カタドマリ)と、部落は2つだけ・部落の留守を預かる畠火番(ハタケヒバン)の順が書いた板・藁葺き屋根の家・急な斜面を登って部落の放牧場へ行く人たち・200頭ほどの牛・畑作りのためカンザン竹を焼き払う様子・片手で使える小さな手グワで傾斜のきつい畑を耕すところ・焼畑から2年目の小麦の畑の世話をする人・島の男たち・かなり早くから大陸文化の影響を受け、日本の朝廷に支配されるようになったのは、飛鳥から奈良時代・平家の落ち武者伝説があり、島の北側には今も「平家の城」と呼ばれる平地がある・鳥の鳴き声・部落の神社に伝わる古い鏡・ウーハカと呼ばれる大きな墓は平家の侍のもの、中央の五輪は安徳天皇の墓と信じられている・ヒョーヒョーという掛け声・大里の部落に伝わる面踊り(はるか遠い国から訪れた神々が、作物が豊かに実るよう土地を祝福する有様を演じている)・順番に立ち上がって芸を見せる「芸ずくし」は神々の祝宴を表す。宴会でかくし芸を見せるのも、その起こりはこうした古い行事にあるといわれている・旧のお盆と旧の8月1日に部落の神社、黒尾大明神で行われている・舟をこぐ人(ふんどし)・魚をモリでつく人(ミノカサゴ?)・台風に痛めつけられ、サツマイモさえできない年に島の人たちの食料になった、山のクズカズラの根を採集、調理する様子・山から切り出す薪を背負う婦人たち・台風で潰れたままの家・山から湧く水を貯めて回す発電所・昭和32年、大里の部落に初めて電灯がついた・東の大里と西の片泊を結ぶ林道の工事・薩摩の殿様の凱旋の様を表すという「大名行列」(先頭の男性はソフト帽)・殿様が椅子に座って休憩時に、娘役が琉球風の踊りを披露するところ・北から伝わった大名行列と南から来た娘の踊りが一つの行事に取り入れられている・薙刀おどり(ワラジが男役、地下足袋が女役)・鹿児島県の各地に残る棒踊りと同じ系統・衣装は麻、部落の人たちが織って染めたもの・様々の時代に、様々の土地から流れ込んだ流行が踊り(行事)として残っている 
地域情報 黒島 
スタッフ 制作:小口禎三 監督:長野重一 脚本:羽仁進/犬伏英之/吉原順平 撮影:長野重一 
受賞歴  
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
フィルム原版 16mmネガ 
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
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公開動画  
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