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作品No | iw-02746 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | <日本文化シリーズ・年輪の秘密>南部鉄びん |
フリガナ | |
製作会社 | 岩波映画製作所 |
スポンサー | 自主制作 |
製作年 | 1959年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 17分 |
色 | 白黒 |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 日本文化・鉄瓶 |
シノプシス | 馬市と南部鉄びんで知られてきた盛岡を訪ね、南部鉄びんの歴史と丹念な手作りの技術を紹介し、大量生産の品には見られない手作りの品の良さにふれていく。 |
映像内容 | 民謡「南部牛追歌」・黄色く濁っている北上川・盛岡は南部鉄瓶と馬の市で古くから知られている・盛岡市街地・盛岡城址・鉄橋に汽車・南部鉄瓶の歴史は盛岡城が作られた頃、南部の殿様が茶釜を作る職人を京都から連れてきた・額「御釜屋」・御釜師として召し抱えられた小泉清行という人の9代目、小泉仁左衛門さん・棚に鉄瓶が並ぶ座敷・南部釜・湯の沸き始める頃、松風の音が聞かれるといわれる老松釜(オイマツガマ)、閑事庵釜(カンジアンガマ)、共に4代目仁左衛門作・一方、古くから鍋やご飯釜を作る鍋屋の手で日用品としての鉄瓶が作られていた・鍋屋の作った鉄瓶と、京都から伝わった茶釜の技術が結びついて現在の鉄瓶の形が完成された・形、肌、模様と時代時代によって変わってきた鉄瓶の数々・5代仁左衛門の作った3つの鉄瓶(コウモリを象った飾り)・6代、8代の作品・現在の小泉仁左衛門さんの作った南部型鉄瓶・小泉さんと鈴木さんは、先日ブラッセル(ブリュッセル)の博覧会でグランプリ受賞・南部藩御用鋳物師、鈴木越前守家綱の13代目鈴木繁吉(ハンキチ)さん・鉄瓶を作っている鈴木さんの手元・鉄瓶作りはまず型挽きから始まる。ハチロという素焼きの鉢の内側に砂と粘土を混ぜ合わせたものを塗りつけ、鉄瓶の型をとった木型をグルグル回しながら整えていく・荒い砂から、絹で濾した絹真土(キヌマネ)という土まで5段くらい重ねていく・南部霰(ナンブアラレ)という模様を押していく・絵の模様をつけるところ・鈴木さんのインタビュー・外型を焼いて固める・焼きあがった外型に砂と粘土の混ぜ合わせたたものを詰める・焼いてから鉄を溶かし込んだときに鉄瓶の厚みとなる分だけを削る・外型に対して中子(ナカゴ)と呼ぶ・外型、中子の出来上がったものに炭を塗り、煤(スス)をつける(型と鉄がくっつかないようにする方法)・鉄を溶かし込んだ時、中子がぐらつかないようにカタモチガネを中子のそこに並べる・鋳型へ、溶けた鉄の湯を流し込む作業(吹きという)・鋳型を壊して鉄瓶を取り出す・錆止め(炭火で焼いて酸化鉄の皮膜をつける)・小泉さんのインタビュー・仕上げの色つけ、漆を下塗りし、オハグロとお茶を混ぜたものを塗りこめる・鈴木さんの先祖が残した覚書・鉄瓶の音・茶道を嗜む鈴木さん・78歳の鍛冶屋の佐々木さん・鉄瓶のツルを作るところ・佐々木のインタビュー・町の外れの組合の共同作業場の様子 |
地域情報 | 岩手県南部地方 |
スタッフ | 制作:小口禎三 監督:土屋信篤 脚本:羽仁進/犬伏英之/吉原順平 撮影:藤瀬季彦 |
受賞歴 | |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 | |
フィルム原版 | 16mmネガ |
ライブラリー窓口会社 | 記録映画保存センター |
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公開動画 |