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作品No iw-02793 
ジャンル 短編 
作品タイトル 手工業 
フリガナ  
製作会社 岩波映画製作所
スポンサー 自主制作 
製作年 1951年 
分数 16分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 教育映画・教材映画・手工業・陶器工業・陶器工場・運搬手段・輸送手段 
シノプシス 陶器の製造工程を、人手作業が中心の手工業的な少量生産と、ベルトコンベアーや機械力を導入した大量生産工場とを対比的に紹介している。取材地は日本有数の瀬戸物産地の愛知県瀬戸。荷馬車や人が引く荷車、リヤカー、オート三輪など、高度経済成長期以降は姿をけした運搬手段がみられ、また戦時中の戦闘帽をかぶった作業員など、戦後まもない時代の雰囲気もわかる。
 
映像内容 手作業で陶器製造
 陶土を砕く(臼と杵で)、
 裸足で踏んで土練り(荒揉み、菊練り)
 手廻しろくろで成形、ヘラと指で成形、
 下絵付け(筆で描く)、
 象嵌(ゾウガン 表面に素地と違う色土を埋め込む)、
 窯で焼く(薪をくべる)、数々の製品
家内工業の工場
 愛知県瀬戸(工場が並ぶふかんロング 煙突の煙でかすむ)
 小工場
  電動ろくろで成形(奥の男性の帽子は戦闘帽かぶる)、
  型を押して模様をつける、筆で絵付け、
 問屋で発注見本を受け取る工場主
  型屋に型製作を依頼
 買った粘土を荷馬車で運ぶ、荷車をひく人
 注文品を見ながら主人が職人に製造手順を相談、
 施釉(釉薬に浸ける、右の作業員は戦闘帽かぶる) 
 窯入れの準備(積み上げて窯へ詰める)、
 焼成(石炭をくべる、煙突から黒煙)、
 一家総出で製品チェック、リヤカーをひいて問屋へ運ぶ、
 問屋から出てくるオート三輪車
流れ作業、機械導入で生産   
 大工場
  ベルトコンベアー上を流れる皿、横一列で作業する女性たち
  流れ作業(絵付け、転写紙を貼る、その上をこする) 
 陶土採掘現場
  ドリルで採掘、トロッコで土運搬
 大工場
  土練り機械、圧搾空気で粘土を型に流し込み、
  大きな洋皿を型からはずす、台車に積んで窯へ
  販売部で製品を確かめる外国人バイヤー、
  女性事務員たちタイプライターを打つ、
海外へ輸出
  トラックで出荷、貨車に積込み、貨物船に積込み、
デパートの陶器売り場
                 (以上)

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<時代の特徴ある映像>

荷馬車、オート三輪車、リヤカー、人がひく荷車、タイプライター、
戦時中の戦闘帽をかぶった男(作業員)、昭和20年代のトラック

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データ作成:中村光一 
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参考画像
 
フィルム原版 16mmプリント 
ライブラリー窓口会社 記録映画保存センター
試写 ○ 
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公開動画  
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