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作品No	sa-00002
ジャンル	短編
作品タイトル	百人の陽気な女房たち
フリガナ	ヒャクニンノヨウキナニョウボウタチ
製作会社	桜映画社
スポンサー	全国地域婦人団体連絡協議会
製作年	1955年
月	-
日	-
分数	30分
色	白黒
言語	日本語版
カテゴリー	生活・公衆衛生・ゴミ問題・ボランティア･昭和30年代・劇
シノプシス	昭和30年代の大きな社会問題は、街の環境衛生の遅れからくる子供の病気や事故だった。その対策を訴えたドラマ。
映像内容	都会の片隅にみられる裏町で、近所の子供が疫痢になった。消毒にきた保健所の人が、空き地のゴミの山にハエが群がり、溜まり水にボーフラが踊り、ふたのないゴミ箱からウジが這い出ている有り様を指摘して、こんなところが伝染病のもとになると教える。きれい好きなおばさんは、なんとかしてこの町をハエも蚊もいないところにしたいと思う。まず目をつけたのはハエの多い魚屋だが、言葉の行き逹いから魚屋を怒らせ、次に隣近所の消毒をして清掃屋と間違われたり、市役所に頼むと予算がないと断られたり・・・・・・。ところがそんな時、子供が川に落ちて行方不明になるという事件が起きた。遊び場のない子供は、いくら止めてもこの川で遊ぶ。おばさんは、決心をした。ゴミの山の空き地をきれいにして子供たちの遊び場を作ろう、遊び場を作れば隣近所の人たちもゴミを捨てないだろうと。そのうちに子供たちが、そして地域のお母さんたちも仲間に入った。ゴミの山が低くなるとハエも目にみえて少なくなった。空き地がきれいになって子供たちの遊び場に変わると、ハエはいなくなった。こうして人々の衛生に対する関心も高まってきた。お店で空き箱が出れば、ゴミ箱にと寄付してくれたり、ゴミ捨て場になっていた橋のたもとには、婦人会の手で花壇が作られた。おやじさんたちも休みには汲み取り口をセメントで固めたり、二重ぶたが流行になったりした。裏町は見違えるほどきれいになった。町中で陳情した甲斐があって役所もついに下水の改修を始め、舟を出して川の清掃も始めた。婦人会で決めた月3回の清掃日には、鍾を合図にお母さんたちがいっせいに町に出た。これからは夏にはハエ叩きも蚊帳もいらない明るい住みよい町になるだろう。横浜市内の川の岸で遊ぶ子供たちおばさんに注意されてしぶしぶ帰る子供たちおばさん掃除をはじめる　前方商店街にちんどん屋子供たちジャンケン　かくれんぼで方々へ散るゴミの山にかくれる子ら裏長屋のゴミ箱に隠れる子など川にゴミを捨てる男長屋の共同水栓で洗濯する女アイスキャンディー売り　おばさん買う子供たちも一緒に食べる子供が病気になり抱きかかえて走るおばさん保健所員　町内を消毒する保健所員　おばさん達に説明するゴミ箱、便所の汲取り口、ドブ、水溜り路面電車が通る町角魚屋の店頭　蝿撲滅の話するおばさん汲取り口を消毒するおばさんかまぼこ屋の店頭　主人に頼むゴミの山で遊ぶ子供たち　おばさん叱るゴミ屋さんに頼みこむおばさん役所に陳情に行くが断られる横浜の街を歩くおばさんたち川の横を歩くおばさんたち長屋のおかみさんたち共同水道で洗濯良夫が川に落ち皆で現場に急ぐ沈んだ子を探す人たち橋の上から見守る人たち一人でゴミの山を片付けるおばさんスコップでリヤカーに積み込む川沿いの道　子供たちも手伝ってリヤカーをひく路面電車の大通りを行くリヤカーゴミ屋さんの大八車を皆で押す手伝う人が増えていく魚屋店頭で話し合うおばさんたち魚屋のおやじもゴミ屋さんも手伝いを約束する婦人会も参加する沢山の人で作業が進められる壁や掲示板にポスター貼りゴミ箱を作って寄付する人殺虫剤を撒く人花壇を作る人汲取り口を直す人役所も協力をはじめる完成した元ごみ捨て場の子供広場ブランコに乗る子、縄跳びする子裏長屋総出で掃除、子供も参加する消毒する人たち電車通りも、商店街も掃除するおばさんでいっぱい
地域情報	横浜市
スタッフ	製作：村山英治脚本・演出：青山通春撮影：牛山邦一照明：田畑正一音楽：渋谷修美術：長野正視録音：金谷常二郎演出助手：田中徹撮影助手：三宅義行・加藤和郎進行：鈴木寿二郎
受賞歴	文部省選定厚生省推薦 1956年度教育映画祭最高賞 NHK優秀作品賞第４回全日本PR映画コンクール厚生大臣賞産経PR映画賞
画面サイズ
備考・関連情報	協賛：中外製薬株式会社出演　戸田春子　他
参考画像
フィルム原版	３５mm可燃性原版に付き廃棄
ライブラリー窓口会社	桜映画社
試写	お問い合わせください
素材提供	お問い合わせください
公開動画	https://youtu.be/bY1jnKoUtq4

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