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作品No sa-00019 
ジャンル 短編 
作品タイトル おばあちゃんあやまる 
フリガナ オバアチャンアヤマル 
製作会社 桜映画社
スポンサー 自主 
製作年 1958年 
分数 30分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 生活・伝染病・赤痢・劇 
シノプシス 戦後10年を過ぎて日本の伝染病は著しく減少したが、赤痢だけは少しも減らなかった。年間延べ600万人の保菌者がいて、そのうち届出患者が約10万人(厚生省実態調査)、しかも赤痢はその伝染経路が不明であることが多かった。この作品は、正しい伝染病の予防知識の普及を願って、赤痢菌がどのような経路で伝染していくかを劇形式で描いている。 
映像内容 おしげは一徹者。しかし、孫にはいいおばあちゃんである。息子の庫吉夫婦には2人の子供がいる。嫁のお千代は、かねてから薄暗い台所を改善したいと思っているが、おしげは、家の周囲に石垣を造っておきたいと考えて対立した。おしげは実家から石垣の借金をしてきたが、帰ると台所の流しが改造されているのを見て、「あの流しは病人の出る方角だぞ」と吐き捨てるようにいった。
 それかあらぬか、(それがあらぬことか?)おしげが腹をこわした。御札をのんだりして、これもあの流しのせいだと不機嫌である。さすがに庫吉夫婦も心配し、何とか医者に診てもらおうと竹中先生に相談した。一計を案じた先生がおしげを見舞うが、どっこいおしげは診察させなかった。せめておかゆをとの嫁の心尽くしも無駄で、おしげ1人で食事をするほどこじれてしまった。そのおしげが、「秋男、魚があるよ」と、可愛い孫に赤痢菌のついた魚を食べさせてしまった。おしげの腹下しは赤痢だったのだ。
 秋男は発病した。秋男までもと、おしげは流しを打ち壊し、祈禰師を呼んだ。秋男は竹中先生に診てもらい、危ないところで持ちなおした。原因は川の水ではないかという庫吉に、先生はおばあちゃんだと断定した。菌型から推察しておしげが実家から病菌を持ってきたこと、それが秋男の口に入った経路を言ってきかせた。おしげは一言もなかった。

神社 お祭りの準備
農家 提灯をさげる
台所でつくりものする二人
そこに夫が加わり台所改善の話し
医者が来て家に上がる
川で洗物するおばあちゃん 孫に50円渡す
囲碁を打つ夫と医者
お神楽 見る人たち
夜店風景
相撲大会
おばあちゃんと孫の話し
田んぼの中 バスの走り
バス停に止まるバス 降りてくるおばあちゃん
家に帰り台所の流しを見て文句を言うおばあちゃん
石工と話すおばあちゃん
お茶にまじない札を入れて飲む
医者におばあちゃんを診てくれるように頼む夫婦
おばあちゃんに断られて帰る医者
一家の夕食 機嫌の悪いおばあちゃん
川で洗物するおばあちゃん
山道 歩きながら話す医者と夫
母親に体の不調を訴える子供
石屋に値切って仕事を頼むおばあちゃん
子供が病気になりあわてる家族
神社に拝んでもらうおばあちゃん
子供の手当てする母親
リヤカーに医者を乗せ引張る夫
子供を診る医者
心配顔の家族
神社に祈るおばあちゃん
翌日様子を見に医者が来る
赤痢の元はおばあちゃんと聞いてびっくり
伝染経路を話す医者
入院準備するおばあちゃん
救急車に乗せられる子供とおばあちゃん
走り去る車 見送る夫婦
 
地域情報  
スタッフ 製作:鈴木寿二郎
脚本:八田大八
演出:青山通春/島田耕
撮影:山根重視 
受賞歴 文部省選定 
画面サイズ  
備考・関連情報 協賛:三共株式会社

出演 
おしげ:於島鈴子
庫吉:江幡高志
お千代:中沢すみえ
秋男:青砥方比古
石屋:福原秀雄
村の娘:岡林敏子
竹中先生:織本順吉  他
 
参考画像
 
フィルム原版 35mm可燃性原版に付き廃棄 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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