記録映像データ詳細表示

作品No sa-00022 
ジャンル 短編 
作品タイトル 心と病気 ストレスと人生 
フリガナ ココロトビョウキ ストレストジンセイ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 桜映画社 台糖ファイザー株式会社 
製作年 1958年 
分数 21分 
白黒 
言語 日本語版 
カテゴリー 医学・ストレス・刺激・緊張・記録 
シノプシス この映画は、現代生活が心の健康をむしばむさまを描き出して、各人が日常の生活態度を反省し、積極的に自分に適した健康対策をとることを訴えた。この頃からくストレス〉という言葉が一種の流行語になっていった。
 心の健康をむしばむストレスを乗り越えるためにはストレスに対する抵抗力をつけると共に時々はストレスを開放する工夫を訴えた精神衛生映画。 
映像内容 ある病院で「吐き気がする、目眩がする」と訴える患者があったが、どうしても原因がわからない。こんな状態がしばらく続いたある日のこと、その患者が突然健康になって現れた。1カ月前に友人の借金の保証人になったところ、その友人が自動車事故で重傷を負ったという知らせから不調になった。だが思いがけず重傷の友人が借金を返済してきたとたんに病気は治ってしまったという。
 カナダのハンス・セリエ博士が、心の悩みや体の無理のために、体内のホルモンに乱れがおき、それが続くと病気を引き起こすという学説を発表した。ネズミに様々な不快な刺激を与えて解剖してみると、刺激の種類は違っても、同じように胸腺は小さくなり、副腎は腫れ、胃袋の内側は出血していた。そこでこの症状を くストレス〉と名づけた。
 私たち人間も様々な刺激の中に生きている。不安、騒音、交通ラッシュ、職場での人間関係などが神経を圧迫して、不愉快な刺激となり、ストレスを引き起こしているのだ。はじめは、ホルモン不足で軽いストレス状態(目眩、肩こり、食欲不振等)になる。だが、不快な刺激が続くと今度は強いストレス状態がおき、ついには回復できなくなって健康がそこなわれてしまう。私たちが日常の生活の中でストレスを乗り越えるためには、どうしたらいいか。ストレスに対する抵抗力をつけると共に時々ストレスから解放される必要がある。

商店街 乗合バスが行く
医院 待合室の人たち
診察を受けるAさん
寝ているAさんを往診する医師
すっかり良くなった患者 医師に報告
Bさんから保証人を頼まれるAさん
引き受けるAさん 書類に判子を押す
トラックにはねられるBさん
そのことを電話で聞いたAさん急に具合悪くなる
数日後BさんがAさんの家へ来る
借金を返済したことを聞きAさんすっかり良くなる
ハンス・セリエ博士の学説
ネズミによる実験
ネズミの内臓 正常のものとの比較
工場の作業風景(製鉄)
街の中 トラックの走り
街の中 路面電車の走り
街の中 オートバイの走り
事務所内 タイプライター打つ女たち
事務所内 仕事をする人たち
農家 働く人
人体 ストレスの図解
重たい物を運ぶ人
ネズミの実験 冷蔵庫に入れる
野原で遊ぶ子供たち
怪我した傷に薬を塗りながら母親子供をしかる
こたつでうたた寝する子供
滑り台で遊ぶ子供たち
ビルの屋上でバトミントンをする人たち
工場の空地でキャッチボールする人たち
ゴルフをする人たち
ハイキングの人たち
池畔で画を描く人
母親から見合い写真を見せられる娘
喫茶店でコーヒー飲む男二人
ワラ屋根の農家 台所で働く婦人
親子連れの話し
勉強する男の子 母親にうながされ散歩に出る
部屋をきれい片付ける母、花をかざる
井戸端会議の奥さんたち
新聞読む夫
夕食する一家
スタンドの灯りを消して寝る夫
奥さんと娘の寝顔
 
地域情報 東京都/丸の内 
スタッフ 製作:村山祐治
脚本:丸山章冶/岩崎太郎
演出:丸山章冶
撮影:岡田三八雄
解説:宮田輝 
受賞歴 文部省選定
厚生省推薦
東京都教育委員会選定 
画面サイズ  
備考・関連情報  
参考画像
 
フィルム原版 35・16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
◀ 戻る

このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

Copyright © 2020, Kirokueiga Hozon, All Rights Reserved.