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作品No | sa-00024 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | おやじの日曜日 |
フリガナ | オヤジノニチヨウビ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 新生活運動協会 |
製作年 | 1959年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 29分 |
色 | 白黒 |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 生活・昭和30年代・高度経済成長・劇 |
シノプシス | 日本がこれから高度経済成長期を迎えようとしている昭和30年代のある都市の大工場の従業員の生活を、土曜日の午後から月曜日の朝までユーモラスに描いた。 |
映像内容 | 巨大な造船工場の船台で予鈴が鳴った時だった。班長の上野が皆の給料を取りに行きかけると、ガランガランと材料の落ちる音がした。目をかけている部下の神田の不注意だった。上野はこのごろボンヤリしている神田が気になった。神田を誘って、一杯やりながら悩みを聞いた。神田は近々プラジルの分工場へ派遣されるが、恋人の両親が結婚を承知してくれるかと悩んでいた。上野は「体当たりで口説け」とけしかけるように元気づけた。家に帰った上野は、珍しく日曜日にシネラマに行こうと誘うが、子供たちはそれぞれに予定があって、結局、小学3年の良子と5年の康次を連れて動物園へ行くことになる。 翌朝、動物園に行った上野は、模擬試験があるとシネラマ行きを断った中学3年の長男が友達と一緒にいるのにビックリする。そこヘ長女の節子が現れて公園へ案内する。待っていたのは意外にも神田だった。しかも節子から、結婚を約束した相手として紹介され、ブラジル行きの承諾まで求められて、上野は唸ってしまった。寄席の前では妻の敏子が待っていた。上野は、神田のことを見込みのある男だが娘をやるとまでは考えていなかった。敏子もブラジルに行かれては淋しい。愉快な落語と客の笑いの中で、2人は話し合う。 そして勝鬨橋を渡って帰る頃には、2人とも娘の結婚を祝福したいと思うようになっていた。この勝鬨橋は、20年前敏子が嫁いだ頃、若い工員だった上野が鋲を打ったものだった。神田もアマゾン河に新しい勝鬨橋を造ろうと大きな夢を抱いている。その若い2人の夢を育てたいと上野も敏子も思うのだった。 |
地域情報 | |
スタッフ | 製作:村山英治/山高しげり 脚本:柳沢類寿/小宮敬/伊知地道明 演出:金子精吾 撮影:佐藤昌道 |
受賞歴 | |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 協賛:石川島重工業株式会社 出演 上野班長:坂本 武 妻敏子:高野由美 長女節子:桂 典子 長男健一:多川譲二 次男康次:山森甲二 次女良子:助川喜久枝 神田:朝戸正明 他 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |