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作品No | sa-00060 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 生命のしくみ 生化学の進歩から |
フリガナ | セイメイノシクミ セイカガクノシンポカラ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 中外製薬株式会社 |
製作年 | 1964年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 30分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版・英語版・中国語版 |
カテゴリー | 医学・有機物・アミノ酸・記録 |
シノプシス | 生命現象を互いに関連しあい見事な調和のもとに展開される化学反応の連鎖としてとらえている。 まずタンパク質がどのようにして作られたか、それが生命まで発展する過程のひとつ、コアセルベーションの減少を紹介する。さらに、生命現象を酵素による物質の化学変化として生体エネルギーの生産の場である「TCAサイクル」と、アンモニアの浄化機構である「尿素サイクル」を取り上げる。 |
映像内容 | およそ50億年前、宇宙を飛びかう微小な粒子が凝縮して地球が誕生した。やがて生命が芽生えて発達した。まず、生命の基本物質であるタンパク質について、ミラー博士の実験から、原始の海の中でアミノ酸が結合し、タンパク質が形成される過程を描く。また、オパーリン博士のコアセルベーション説、アラビヤゴムのコロイドの実験等からも、タンパク質から細胞へと進歩する過程を解明する。次に生命現象を解明する筋収縮に関する研究にふれる。体内でアミノ酸が分解する時、アミノ基がアンモニアとして生じるが、これは有害で、哺乳類などではこれを尿素に合成している。この尿素合成の仕組みを生化学者たちがいかに解明していったかを紹介する。細胞内の複雑微妙な物質交代の話に移る。第1にエネルギー関係を取り上げ、ATP生産過程としてTCAサイクルを説明する。第2は酵素。生体内の物質変化をつかさどる酵素の触媒作用で、特に注目されるトランスアミナーゼにふれ、日本でも活発にすすめられた成果としてGOTの研究やオルニチントランスアミナーゼの研究を紹介する。最後に、TCAサイクルと尿素サイクルの自動調整という、生体の複雑微妙かつ巧妙な仕組みに挑む生化学の姿をとらえている。 宇宙の創生から地球の創生まで 地球が生れる 原子の周期律表 ミラー博士の放電装置 クロマトグラフ コワセルベーションの実験 生物進化の時計 イモリの卵割 ゾウリ虫 ラッパ虫 ツリガネ虫 群体 アメーバー 0研究所 外景 顕微鏡下の筋線維の収縮 アクトミオシンの糸 オートアナライザー アニメ インシュリン構造式 アニメ 牛、豚、馬 食べる男 レントゲン写真 喉→胃袋→腸 アニメ アミノ酸の変化 アニメ グルタミン酸からα-ケト酸へ アニメ アンモニアの発生 ネズミにアンモニアの注射 肝スライスを作る ワールブルグ実験装置 アニメ 尿素サイクル アニメ TCAサイクル ミトコンドリア サイクルとATP トランスアミナーゼの抽出 GOTMとGOTS イソエンザイムの分離 GOTMとGOTSの結晶 アニメ トランスアミナーゼ、GOTの働き アニメ アスパラギン酸からグルタミン酸へ アンモニアの呼吸阻害 アニメ 二つのサイクルの共役(尿素サイクルとTCAサイクル) 研究室内 メタポリンマップ 動く細胞 |
地域情報 | |
スタッフ | 製作:村山英治 学術顧問:丹羽小弥太 脚本:肥田侃 演出:杉山正美 撮影:塩瀬申幸 動画監修:真鍋博 照明:村瀬信夫 音楽:一柳慧 解説:長谷川肇 |
受賞歴 | 文部省特選 1965年文部大臣賞 第3回日本産業映画コンクール日本産業映画賞 1965年第2回ビチェンツァ学校教育映画国際展特別賞 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 学術顧問:丹羽小弥太 *学会版あり |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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素材提供 | お問い合わせください |
公開動画 |