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作品No sa-00061 
ジャンル 短編 
作品タイトル The Culinary Art of Japan
日本の味 
フリガナ ニホンノアジ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 外務省 
製作年 1964年 
分数 30分 
カラー 
言語 英語版・フランス語版・スペイン語版・ポルトガル語版・イタリア語版・ロシア語版 
カテゴリー 生活・日本料理・記録 
シノプシス 季節の材料の移り変わりと、その新鮮な味わいを楽しむものとして発達した日本料理の紹介。 
映像内容 季節がくると果実が甘い香気を放つように、野菜にも魚にも旬、すなわち食べ頃がある。この自然が作り出した素晴らしい味をあくまで生かして、しかも見た眼に美しい料理を作る、これが日本料理の特色である。その季節の材料で心をこめて客をもてなす日本料理の真髄は、茶の湯の懐石料理によくあらわれている。各地の郷土料理も、季節の材料の移り変わりとその新鮮な味わいを楽しむものとして発達した。さらに、日本料理に影響を与えたものに禅宗の精進料理がある。これらの郷土の名物料理や寺方の料理が、商業の発達にともなって都市の料亭の料理として洗練され発達した。
 フランス料理、中国料理など世界の複雑に発達した料理にくらベると、日本料理は違った形で洗練され、しかも美味しいことがわかる。材料七分、料理三分という言葉があるように何よりも材料の新鮮さ、うまさで食べる。日本の家庭の主婦がその日その日の安くて新鮮な材料を求め家庭の好みにあわせて料理するのも、日本料理の特質から来ている。
 日本料理の器も独特の機能美にあふれている。柔らかなフォルム、手頃な軽さ、唇に触れた感触。器、盛り付け、味わう楽しさと見る楽しさ。「日本料理は眼で食べる」といわれている。日本の料理は、四季の変化に富む日本の風土と人間生活か生み出した独特の文化である。

01:00:14:03 - 01:00:56:24  魚を料理する
01:00:56:24 - 01:01:44:25  ダシ作り
01:01:44:25 - 01:01:52:25  茶室 外景
01:01:52:25 - 01:02:48:07 茶室内主人 掛軸を床の間に掛ける
01:02:48:07 - 01:05:05:29  料理を食べる客
01:05:05:29 - 01:05:31:18  カツオ釣り
01:05:31:18 - 01:05:57:02  アルプス連峰望む畑
01:05:57:02 - 01:06:42:04  朝市(岐阜県高山市)
01:06:42:04 - 01:06:57:28  禅寺(京都相国寺専門道場)座禅する僧
01:06:57:28 - 01:07:26:06  禅僧の料理作り
01:07:26:06 - 01:08:27:17  選仏場内の食事
01:08:27:17 - 01:08:40:29 古い食べ物屋と暖簾
01:08:40:29 - 01:10:07:04  平野屋、鳥弥三、やぶそば
01:10:07:04 - 01:10:13:15  銀座通り 都電と行き交う自動車
01:10:13:15 - 01:11:56:08  板前料理 浜作
01:11:56:08 - 01:13:18:11  天ぷら 竹葉亭本店
01:13:18:11 - 01:15:06:22  寿司 久兵衛
01:15:06:22 - 01:15:39:11  料理教室 女子栄養短大
01:15:39:11 - 01:17:23:08  TV料理の作り方(辻留)
01:17:23:08 - 01:18:45:20  魚屋、八百屋、肉屋、果物屋
01:18:45:20 - 01:20:43:18  家庭内料理作り
01:20:43:18 - 01:22:17:08  すきやき家内全員(細田修三氏邸)
01:22:17:08 - 01:26:58:29  料亭本膳料理[日本料理フルコース](賀寿老)
01:26:58:29 - 01:28:04:13  日本庭園 四季の代表的料理
 
地域情報 鎌倉市/太平洋/岐阜県高山市/京都府/東京都 
スタッフ 製作・脚本・演出:村山英治
撮影:木塚誠一
音楽:間宮芳生 
照明:内藤伊三郎
編集:沼崎梅子
効果:浅沼幸一  
解説:ウィリアム・ムーア(英語版)
 
受賞歴 第8回日本紹介映画コンクール金賞
第19回サレルノ国際小型映画祭銀賞 
画面サイズ  
備考・関連情報 指導:辻嘉一

出演
坂東三津五郎
松本幸四郎
市川春代
山吉幸作 他 
参考画像
 
フィルム原版 35mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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