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作品No sa-00068 
ジャンル 短編 
作品タイトル Noh Drama
能 
フリガナ ノウ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 外務省 
製作年 1966年 
分数 30分 
カラ― 
言語 英語版・フランス語版・スペイン語版・ドイツ語版・ポルトガル語版・イタリア語版・日本語版 
カテゴリー 芸能・藤戸・土蜘蛛・高砂・世阿弥・記録 
シノプシス 能は日本が世界に誇りうる文化の一つである。代表的な演目を選び、その名場面を見せながら能の特質を語る 
映像内容 「藤戸」は、戦記物語として有名な『平家物語』に題材をとった能で、戦争の犠牲となって殺された名もない庶民の嘆きには、時代を越えた深い感動がある。作者は世阿弥といわれているが不祥。
 「猩々」は非常に古い能で、祝言能とされている。祝いの酒を讃える能で、可憐な少年の姿をした妖精の舞いを通じて酔いを美しく表現している。能の動作は足の舞踊といわれ、ここでは、舞踊の足を駆使して見事である。
 「高砂」もポピュラーな祝言能で、婚礼によく謡われる。若い男の神が颯爽と登場し、テンポの速い舞いをまう。 日本の祭りで演じられる古い民族芸能でも、神が呼び出され民に祝福を与える場面が見られる。
 「土蜘蛛」も『平家物語』から取ったもので、頼光という武勇勝れた武士が怪物(大きな蜘蛛)を退治する。蜘蛛ははじめ僧に化けて武士の命を狙う。蜘蛛が糸を吐く様が、能の演出によって見事に表現されている。「道成寺」にも似たような能の演出があり、能では最大の道具である大きな鐘を使う。後段では鐘が釣り上げられ、主人公は蛇になって般若(鬼女)の面をつけ鱗模様の衣装を着て現れる。
 「松風」は、王朝時代の『源氏物語』から取材して、若く美しい女性を主人公にしている。観阿弥が古い曲の 「汐汲」を能に作り上げ、さらに世阿弥が改作したもので、世阿弥は能の表す純粋な美を花にたとえ、若い女性にその美を見た。

観世会館 路面電車通る
梅若会館

能面をつけた顔 
正面 鐘板の松
橋掛り 奥の揚幕
観客

切戸口から出て来て地謡座に座る
橋掛りから囃し方出て舞台に座る
 
揚幕上がってワキ(佐々木信綱)登場
橋掛りから舞台へ

シテ(老婆)登場 後藤得三
地謡
老婆と信綱のからみ
 
太鼓、大皮が囃し立て叫ぶ
後シテ(漁師の亡霊)が登場
観客

猩々扇をかざし舞う 梅若六郎
 
神舞 若い男神かテンポの早い舞をまう 宝生英雄

武将が蜘蛛の化身と戦う 西川道雄
土蜘蛛が糸を投げる
 
若い娘の悲恋のドラマ 観世静夫

能装束を着けるシテとツレ
準備する囃し方 
面をつけるシテ 観世寺夫

松風、村雨の姉妹 汐汲みの場面
中段、塩屋の中 ワキの旅僧が一夜の宿を乞う
狩衣を持って舞う松風
もの狂おしく松にすがって悲嘆にくれる松風
「破の舞」恋慕の舞は続く
夜が明けると波の音と風ばかりが残る
囃し方、地謡退場  タイトルWり
 
地域情報 東京都 
スタッフ 製作・脚本・演出:村山英治
撮影:前田実/木塚誠一
照明:菱沼誉吉
録音:岡崎三千雄
編集:沼崎梅子
解説:鈴木敏郎(英語版) 
受賞歴 文部省特選
第10回日本紹介映画コンクール金賞
 
画面サイズ  
備考・関連情報 監修・指導 横道萬里雄
出演 
藤戸:後藤得三
猩々:梅若六郎
高砂:宝生英雄
土蜘蛛:西川道雄
道成寺:観世静夫
松風:観世寿夫
 
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
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