記録映像データ詳細表示
作品No | sa-00089 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 若い年輪 |
フリガナ | ワカイネンリン |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 林業労働災害防止協会 |
製作年 | 1969年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 33分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 生活・過疎化・重労働・林業・記録 |
シノプシス | 高度成長期、林業の人手不足は深刻で、働く者は40才から50才ばかりである、そんな中で山で働くことに生き甲斐を見つける二人の青年を描く。 この時代、日本の国土の70パーセントを占める山林地帯には、過疎状況が生まれつつあった。日本の林業は木材の輸入に押され、その背後で東南アジアの熱帯林は急速に失われていった。 |
映像内容 | 深緑の杉木立ちが美しい。だが、山で働く若者はいなくなった。厳しい林業経営が若者を都会へと追いやり、山林で働く者は、今では平均40歳から50歳の連中ばかりである。そんな中で、佐々木克彦はこの村に2人しかいない山で働く20代の青年の1人だ。山林労働者は、農村の季節労働者のような失業保険の適用がなく、収入も不安定だった。2人の前途には、山林労働者の組織作りや通年作業の問題、年金制度や退職金制度など問題が山積していた。だが佐々木は、将来を不安に思うもう1人の青年、杉浦に、八日町の青年部が将来の退職金代わりにと共同経営林の事業を始めたことを話した。そして若い自分たちも、山で生き残るために共同経営林を始めようと励ます。民有林の機械化が本格的に始まったのは、昭和36年頃からである。佐々木の村でも、新しい機械を使ってより高い生産性をあげようと機械集材士の認定制度を始め、架線技師の資格を持つ吉田をリーダーとしてチェンソーによる伐木を行なう。佐々木たちのグループも、山の労働を合理化する将来に希望を抱き始める。 退職金のための共同経営林の第1次造林が始まったある夜、「これからの山は林業労働者が不足して、近代化もどんどん進む。これからは大山持ち(山林地主)も、俺たちがいなければ経営が難しくなる。俺たちが山の経営を担うことになる」と佐々木は杉浦に話した。杉浦も機械集材士認定の研修を受け、山に生きる決意をする。 01:00:21:15 - 01:00:30:25 新緑の木立が美しい民有林 01:00:30:25 - 01:00:53:01 細い杣道を歩く佐々木 01:00:53:01 - 01:01:00:16 吊り橋を歩く 佐々木 01:01:00:16 - 01:01:09:11 山を登る 佐々木 01:01:09:11 - 01:01:23:16 車で林道を走る 01:01:23:16 - 01:01:56:04 途中吉田と出会う 01:01:56:04 - 01:02:11:08 山に囲まれた町 01:02:11:08 - 01:02:30:08 製材所前で啓子と話す 01:02:30:08 - 01:02:33:21 森林組合の表 佐々木来る 01:02:33:21 - 01:03:44:29 森林組合の中 杉浦が小杉にゴネている 01:03:44:29 - 01:06:11:06 表で話し合う 佐々木と杉浦 01:06:11:06 - 01:06:23:29 杉浦、バイクで出掛ける 01:06:23:29 - 01:06:41:08 細い昔の林道 01:06:41:08 - 01:06:53:05 風化し苔むした地蔵の顔 01:06:53:05 - 01:07:25:09 木馬道を行く杣夫 01:07:25:09 - 01:07:54:12 杉浦の家の裏庭 祖父の畑仕事 01:07:54:12 - 01:08:15:28 チェーンソーを持ち出す杉浦 01:08:15:28 - 01:08:44:07 杉山(人口林)木をチェーンソーで伐り倒す 01:08:44:07 - 01:08:48:11 倒れる木の根本 01:08:48:11 - 01:09:18:20 倒れる木 01:09:18:20 - 01:10:11:26 弁当食べる男三人 01:10:11:26 - 01:11:31:26 機材点検する三人 01:11:31:26 - 01:12:17:14 渓流 せせらぎ 啓子と佐々木の話合い 01:12:17:14 - 01:13:56:27 杉浦が佐々木に土産を渡す 01:13:56:27 - 01:14:19:26 杉浦の家(夜) 吉田がたづねて来る 01:14:19:26 - 01:15:22:14 吉田と杉浦の話合い 01:15:22:14 - 01:15:38:21 山で仕事する四人 01:15:38:21 - 01:15:48:21 集材機の据付け 01:15:48:21 - 01:16:08:24 ロープかついで登る四人 01:16:08:24 - 01:16:16:00 索張りが始まる ガイドブロックをねかぶに取りつけ 01:16:16:00 - 01:16:36:04 主索張力テスト 01:16:36:04 - 01:17:19:29 安全標示板と安全旗 01:17:19:29 - 01:18:04:21 総務委員会 聞き入る委員達 01:18:04:21 - 01:18:22:11 バンガロー(夜)都会の若者たちが歌っている 01:18:22:11 - 01:18:40:00 杉浦がグループに加わる 01:18:40:00 - 01:19:27:23 キャンプファイヤーを囲む岡本たち 01:19:27:23 - 01:20:58:12 踊る若者たち 01:20:58:12 - 01:21:26:13 杉木立ち 玉がけ作業 01:21:26:13 - 01:22:20:00 伐倒木がワイヤーで吊られる 01:22:20:00 - 01:24:06:29 運ばれる伐倒木 01:24:06:29 - 01:25:56:00 組合事務所(夜)湯呑み茶碗で一同乾杯 01:25:56:00 - 01:26:21:25 講習会 青年たち 01:26:21:25 - 01:26:42:29 投射器を発射 飛ぶヒモ 01:26:42:29 - 01:28:02:00 共同経営林 苗木植える人たち 01:28:02:00 - 01:29:56:17 山小屋(夜)佐々木と杉浦めしを食べている 01:29:56:17 - 01:31:06:12 風雨強くなり木々を揺らす 01:31:06:12 - 01:31:40:25 霧のかかった朝の山 01:31:40:25 - 01:32:53:02 共同経営林 苗をいつくしむ杉浦 |
地域情報 | 埼玉県/秩父 |
スタッフ | 製作:村山英治/利光久輝 脚本:堀内甲/村山正実 演出:堀内甲 撮影:村山和男 助監督:吉沢修三 音楽:長沢勝俊 編集:浅井弘 |
受賞歴 | 文部省選定 第24回東京都教育映画コンクール金賞 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 出演 平島正一/徳弘夏生/保科三良/今橋 恒/秋山秀子/永井玄哉 他 |
参考画像 |
|
フィルム原版 | 16mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
試写 | お問い合わせください |
素材提供 | お問い合わせください |
公開動画 |