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作品No | sa-00091 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 職業への道 |
フリガナ | ショクギョウヘノミチ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 貯蓄増強中央委員会 |
製作年 | 1970年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 37分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版 |
カテゴリー | 生活・経済成長・万博・劇 |
シノプシス | 戦後の経済成長を支えてきた若年労働者たちの半数が、就職3年後年の間に離職するといわれていた。そうした中で働く若者について考える。1970年といえば万博が開催された年でもあった。 |
映像内容 | 高度経済成長 若年労働者 大阪万博 夜間学校 田島安夫は16歳。あかね硝子工業所に勤めて1年になる。昼間働き夜は夜間高校で学ぶ勤労学生である。安夫がこのごろ疑問に思っているのは、ガラス玉を吹くだけの単調極まりのない今の仕事に、学校の勉強がどう役に立つというのか、ということだった。寮の同室者、小石の言うように、学校を出たからといって給料が跳ね上がるわけでもない。思い切って職場の先輩吉田に相談するが、「勉強はしておくにこしたことはない」と言われてしまう。安夫は、同郷で中学時代の友達の澄子を訪ねた。美容院で働く澄子に励まされて頑張らなくてはという気持ちになる。翌日、中間試験を受けなかったことがばれて、安夫は吉田にどやされる。吉田は、世渡りがうまくドライな小石が安夫に与える影響を考えて、部屋替えを社長にかけあうが、社長は「慈善事業をしているのではない」と一蹴する。それを立ち聞いた安夫は、寮を飛び出して、眼にした貼り紙を頼りにパチンコ店に勤めるが長続きせず、澄子の美容院のママさんの紹介で陶器店に住み込む。だが昼も夜も仕事で学校にも行けず、定休日は月2回、しかも客相手の仕事で、都会慣れしていない安夫にはうまくいかなかった。店先のガラスの花瓶を手に思い出すのは「人間はな、物を造るから尊いんだ」という吉田の言葉と、額に汗して働いた溶解炉の真赤な火だった。そんなある日、安夫は誤って花瓶を割ってしまう。泣きたいところへ偶然吉田が現れ、安夫は泣き伏してしまう。……数日後、一人前のガラス技術者になる決意に燃えて、安夫は職場に戻った。 |
地域情報 | |
スタッフ | 製作:村山英治/利光久輝 脚本:堀内甲/千葉茂樹 演出:堀内甲 撮影:村山和男 照明:神谷徹 助監督:神山征二郎 音楽:長沢勝俊 |
受賞歴 | 文部省選定 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 出演 宮下 誠/木下 清/永井玄哉/馬場恵美子/平島正一/近藤 準/降旗文子/浜田寅彦 他 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 35mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |