記録映像データ詳細表示

作品No sa-00141 
ジャンル 短編 
作品タイトル 糖尿病の予防 
フリガナ トウニョウビョウノヨボウ 
製作会社 桜映画社
スポンサー 自主 
製作年 1976年 
分数 28分 
カラー 
言語 日本語版 
カテゴリー 医学・糖尿病・糖尿病治療・記録 
シノプシス 糖尿病は、血管障害や神経障害、脳卒中、心筋梗塞といった合併症を起こしたりする成人病の病気である。会社の健康診断で糖尿病の疑いがあると注意を受けた会社員を例として、その場合の食事療法や適度な運動方法など、身近で防げる成人病の予防方法を紹介する。 
映像内容 会社の健康診断で糖尿病の疑いがあると注意された私は、専門医を訪ねた。医師は尿に糖が出たから糖尿病と速断するのは危険だといい、なぜ糖が出るのか説明してくれた。膵臓の中のランゲルハンス島といわれる内分泌腺から分泌されるインシュリンというホルモンが不足すると障害が起こり、体の中の物質の代謝を乱し、血糖(血液中のプドウ糖)が高くなって、尿に糖が出てくる。この状態を糖尿病という。今は自覚症状がないが、悪くなるとだるくなる、疲れやすい、口が渇く、水が飲みたい、トイレに度々行く、痩せてくる等という症状が現れる。インシュリンが極度に不足すると、意識不明の昏睡状態になり、手当てが遅れると死に至る。また重症化すると、血管障害(失明、尿毒症)や神経障害(下肢の神経痛、手足のむくみ)、知覚障害(エソ)脳卒中や心筋梗塞といった合併症を起こしたりする恐ろしい病気である。
 しかし、糖が出ても糖尿病でない場合もある。ひどく興奮したり心配事がある時や、胃の手術後とか妊娠時にも一時的に糖が出ることがある。また、腎性糖尿といって生まれつき糖の出る体質の人もいる。糖尿病でないのに糖尿病の薬を飲んで、血糖が下がりすぎ、低血糖を起こし、急に意識を失って大騒ぎになった女性がいた。低血糖昏睡を長く続けると、脳障害を起こして廃人同様になる恐れがある。
 プドウ糖負荷試験、血糖検査、合併症有無の検査の結果、糖尿病初期で合併症はないと診断された。治療の第一歩は肥りすぎの解消である。バランスのよい食事療法と適度な運動療法で標準体重に近づこうと、家族の協力を得て早速実行にかかった。
 
地域情報 山梨県 
スタッフ 製作:村山英治/福間順子
脚本・演出:村山正実
撮影:村山和雄
照明:石橋等
音楽:深沢康雄
 
受賞歴 厚生省推薦 文部省選定 
画面サイズ  
備考・関連情報 協賛:中外製薬株式会社
原案・指導:東京女子医科大学糖尿病センター所長 平田幸正
協力:(財)太田総合病院附属ささはら病院、(財)神奈川県予防医学協会、
    山梨県北都留郡上野原村
 
参考画像
 
フィルム原版 16mm 
ライブラリー窓口会社 桜映画社
試写 お問い合わせください 
素材提供 お問い合わせください 
公開動画  
◀ 戻る

このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

Copyright © 2020, Kirokueiga Hozon, All Rights Reserved.