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作品No | sa-00199 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | Katiwala Health Volunteers in Mindanao カティワラ ーフィリピンのはだしの医者ー |
フリガナ | カティワラ ーフィリピンノハダシノイシャー |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 財団法人家族計画国際協力財団((財)ジョイセフ) |
製作年 | 1981年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 34分 |
色 | カラー |
言語 | 英語版・スペイン語版・日本語版 |
カテゴリー | 保健衛生・医療・地域社会生活・ボランティア活動・記録 |
シノプシス | 医師が不足し貧困と闘うアジアの大半の地域では、栄養失調をなくし、結核や寄生虫などの伝染病を予防し、飲料水・便所などの環境改善を進めたり、身近な薬草などを活用することで、随分病気をなくすことができる。民衆を助けて基礎的な医療を実践しているのが、この映画で紹介する「カティワラ」である。フィリピン、ミンダナオ島のカティワラたちの地道で熱意のこもった活動を紹介する。 |
映像内容 | フィリピンのミンダナオ島、ダバオ市のスラムでは、十数年前カソリック系の教会と開業医のボランティアが協力して、ここに無料診療所を初めてつくった。その頃のスラムは、荒廃した農村からの避難民の流入で人口はふくれあがり、人々は栄養失調で、伝染病が猛威をふるっていた。やがて住民の間に医療協同組合が生まれ、主に40歳代の母たちが、ダバオ市のメディカル・スクールで講習をうけ、医者を助ける医療補助医となった。その中に地方の伝統的な産婆で薬草にくわしい治療師でもあったマメルタがいた。マメルタはヘルス・ワーカーとして新しい医療知識も身につけて村へ帰って献身的な働きをする。迎えがあると彼女は、夜の夜中でも患者の所へ出かけて行く。彼女は馬に乗ってどこへでも出掛けていく。家には、村人のために様々な薬草を貯えてある。それを山から取ってきてくれるのは夫だった。夜になると、その日の診療の記録を幼い養女に書き取らせでいる。この子はやがて母の跡を継いでくれるだろう。 医者がいない農村では、マメルタのように村に住み、献身的に働くカティワラをこそ、村人は望んでいる。「カティワラ」とは、タガログ語で支える人という意味だ。それはマメルタのように村人の健康を支えて働く、民衆が生んだボランティアなのだ。 |
地域情報 | フィリピン/ダバオ市 |
スタッフ | 製作:村山英治 脚本・演出:村山正実 撮影:北川英雄 音楽:浜坂福夫 解説:鈴木瑞穂 |
受賞歴 | 文部省選定 第20回日本産業映画コンクール日本産業映画賞 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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フィルム原版 | 16mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |