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作品No | sa-00219 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 骨粗鬆症と活性型ビタミンD |
フリガナ | コツソショウショウトカッセイガタビタミンディー |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 中外製薬株式会社 |
製作年 | 1982年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 27分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版・中国語版 |
カテゴリー | 医学・健康・記録 |
シノプシス | 骨粗鬆症は老化によるカルシウム代謝異常から起こる骨の疾患で、特に女性に多い。近年、活性型ビタミンDの骨形成作用が解明され、骨粗鬆症の治療に優れた効果を示すことが確認された。本作品はこの治療効果を基礎及び臨床の面から解説した学術映画である。 |
映像内容 | 歳をとると背中が曲がってくる。これは骨粗鬆症(こつそしょうしょう)による背骨の圧迫骨折が原因である。疫学調査によると、骨粗鬆症は加齢と共に増え、特に農村の女性に多発する。その原因はカルシウムとビタミンDの不足に関連していることが明らかにされた。カルシウムは大部分が骨に含まれ体を支えると共に、そのごく一部は生命の維持に不可欠な役割を果たしている 。そのため、血液中のカルシウム量は、たえず一定に保たれる必要がある。これを巧みに調節しているのがカルシウム調節ホルモンである。 老化すると、カルシウム摂取量が減り、カルシウム調節ホルモン、なかでも活性型ビタミンDの産性低下によって、腸管からのカルシウム吸収が減る。したがって、血液中のカルシウム量は下り、これを補うために骨のカルシウムが溶かされていき、その厚みや量が失われていく。これが骨粗鬆症で、特に閉経後の女性では、エストロゲンの分泌が急速に低下するため、その進行が男性よりも速い。この症状が進むと骨はもろくなり、骨折がおきやすくなる 。骨粗鬆症の治療としては、近年活性型ビミタンDが注目されている。その治療効果は動物実験の後、細胞レベルの実験でも骨形成への関与が証明され、臨床の場でも有効性が認められた。高齢化社会を迎えた今、活性型ビタミンDは、老人の健康管理の上で多くの可能性を秘めた薬物として、期待されている。 |
地域情報 | |
スタッフ | 製作:村山英世 脚本・演出:浅野 勲 撮影:山屋恵司/野崎嘉彦 解説:小林恭治 |
受賞歴 | 日本医師会推薦 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | 監修:東京慈恵会医科大学整形外科元主任教授 伊丹康人 学術指導(五十音順): 浜松医科大学教授 井上哲郎、大阪大学歯学部教授 鈴木不二男、 新潟大学医学部助教授 高橋栄明、東京大学医学部教授 尾形悦郎、 昭和大学歯学部教授 須田立雄、神戸大学医学部教授 藤田拓郎 |
参考画像 |
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フィルム原版 | 16mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |