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作品No | sa-00281 |
ジャンル | 短編 |
作品タイトル | 開発と環境 緑と水と大地そして人間 |
フリガナ | カイハツトカンキョウ |
製作会社 | 桜映画社 |
スポンサー | 国際協力事業団(JAICA) |
製作年 | 1988年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 32分 |
色 | カラー |
言語 | 日本語版・英語版 |
カテゴリー | 国際・開発・環境・記録 |
シノプシス | 開発途上国では、熱帯林の破壊による環境問題が激化している。このことが途上国の農業の荒廃をもたらし、地球規模での異常気象に繋がる問題として国際的に大きな関心を集めている。東南アジア、特にタイを中心に、恵まれた森林資源が乱暴に破壊されている。熱帯林の乱伐によって不毛の土地が拡大し、伝統的な生活を営んできた土地の人々を苦しめている。そうした現実をふまえ、環境と調和のとれた開発がいかに求められているかを考える。 |
映像内容 | 今、世界の熱帯林が急速に失われつつある。そこには産業開発行為が大きくかかわっている 。映画は、近代的装いを誇るタイの首都バンコクヘ、地方からの大勢の出稼ぎ農民がやってくるところから始まる。彼らの故郷、東北タイを訪ねてみると、農業では食べていけない貧しさが村々を覆っていた 。森林が破壊されて、土地の生産力は低下し続けている。森林破壊の原因としては、従来焼畑など人口増加による農地の拡大があげられていたが、東南アジア全体へ目を移すと、日本向けの南洋材輸出も大きな問題となっている 。熱帯林は一度失われると温帯林に比べて回復が非常に難しい。その破壊は単なる自然破壊にとどまらず住民の生活をも脅かしていく。海岸部ではエビの養殖池を造成するため、貴重なマングロープの林が乱伐され土着の漁民たちを苦しめている。地方の環境破壊によって生活に追い詰められた人々が大量に都市に流れこみ、スラム街を広げ、人口増加・大気汚染など都市問題を 深刻なものにしている。自然と調和した地域社会の人々のために役立つ開発が、今こそ求められている。 |
地域情報 | タイ |
スタッフ | 製作:村山英世 脚本・演出:原村政樹 撮影:岩永勝敏 編集:沼崎梅子 音楽:角田敦 録音:伊藤亨 解説:金内吉男 |
受賞歴 | 文部省選定 第26回日本産業映画・ビデオコンクール奨励賞 |
画面サイズ | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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フィルム原版 | 16mm |
ライブラリー窓口会社 | 桜映画社 |
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公開動画 |